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物欲AVコモノ道 第72回

YouTube動画を気軽にテレビで見られる「RockTube」

2010年10月25日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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挑戦者ブランドだからこその価格

YouTubeのいわゆる10フィートUI

YouTubeのいわゆる10フィートUI

 最近の薄型テレビではYouTube再生機能を搭載する製品もあるし、YouTube自体に大画面テレビ用のUIが用意されている。しかし、その表示速度は遅く、あまり実用的とは言い難い。その点においてはRockTubeの動作は比較的軽快で操作はしやすい。

付属のリモコン。「青」「赤」「緑」「黄」のおなじみのボタンがあるが、赤の色が薄くてがピンクっぽい

 また「プレイステーション 3」などでもYouTube視聴が可能だし、速度もかなり軽快なのだが、YouTubeの画面を表示させるまでに結構手間がかかる(ウェブブラウザーを立ち上げてURLを入力、またはお気に入りから選択、など)。

 その点RockTubeではYouTubeの検索機能自体がUIに含まれているため、YouTubeの画面を出す必要もなく、目的の動画を探してダイレクトに表示させることができる。なにより、9800円という価格で大画面テレビにYouTube視聴機能を追加できる、というところが魅力である。

 なお、挑戦者は基本的に、初期不良交換のみのサポート(2週間、有料で延長可能)、マニュアルなし(ウェブに掲載)で最新製品を低価格で提供するブランドである。

 製品の使用方法に関するサポートは一切なく、疑問が生じた場合は情報交換コミュニティ(挑戦者掲示板)で問い合わせることになるなど、使用者はそれなりの知識が必要になる。

 一方で、掲示板ではファームアップの要望なども受け付けており、今後ユーザーの意見を取り入れた大幅なアップデートも期待できる。今後にも注目したい製品だ。


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