このページの本文へ

「Citrix XenDesktop」により狭帯域ネットワーク環境で快適な操作性を実現

NEC、仮想PC型シンクライアントシステムを強化

2010年10月20日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 10月19日、NECは、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter(バーチャルピイシイセンター)」の機能を強化。同日より販売開始した。

仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」のシステム構成イメージ図

 仮想デスクトップの画面イメージをシンクライアント端末に転送する画面転送プロトコルに新たにシトリックス・システムズの「Citrix XenDesktop」が追加。これにより、同社のシンクライアント専用端末「US300c」やCitrix XenDesktop(ICAプロトコル)に対応したiPad、およびAndroid端末を含む幅広いデバイスにおいて狭帯域ネットワーク環境でも快適な操作性が実現できるという。

 また、従来通り、同社独自の高度な統合自律運用管理機能により、利用する仮想化基盤製品に依らず、小規模から数万台規模までシステム全体の運用を最適化できる効率的なマネージメントができる。

 さらに、マイクロソフトのアプリケーション仮想化ソフトウェア「Microsoft Application Virtualization」と組み合わせることで、上位のアプリケーション管理の運用効率化も実現するとしている。

 価格は1クライアントあたりの初期導入費用が7万7000円(税別)。

■関連サイト

カテゴリートップへ

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ