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痛車でラリー! メロンブックスインテ奮闘記 第9回

今期3勝目! メロンインテ、新城ラリーで圧勝

2010年10月14日 20時46分更新

文● 中村信博 ●写真/中島正義

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DAY2も快進撃を続けるメロンインテ

 26日、デイ2。天候は快晴。前日の総合順位が反映されて、スタート順が大きく入れ替わることになった。総合5位につけるメロンインテは、スタート順が大きくジャンプアップして5番手スタート。一方、不調のめろんちゃんランサーはスタート順も繰り下がり、17番手にスタートすることになった。

 デイ2最初のサービスD(20分)。ノートラブルのメロンインテは、ライブインカー映像を撮影するための機材を調整するだけのメニュー。一方、めろんちゃんランサーは無事に届けられたフロントブレーキのローターを交換する作業が入っている。交換してしばらくはブレーキの当たりが悪くなるが、中古ローター+中古ブレーキパッドの組み合わせではこればかりは仕方ないだろう。

SS(距離) ステージタイム(トップ差) クラス総合タイム(トップ差)
SS8/OhbiraReverth-I
(4.58km)
3:53.8(TOP)1:10:46.1(TOP)
SS9/GampoWest-I
(7.24km)
7:06.8(+1.1)1:17:52.9(TOP)
SS10/Houraisen-III
(4.15km)
3:36.9(TOP)1:21:29.8(TOP)

 もはやメロンインテのJN-3クラス優勝は、確定したも同然。セクション4の3本のSSを終了した時点で、2番手を1分20秒以上も引き離しており、あとはいかにアクシデントを避けながら無事にフィニッシュまでマシンを運び込めるかだ。総合成績では、徳尾ランサーに3秒8差の総合5位につけている。

 イベント最終のサービスE(20分)。メロンインテは無事にサービスまで帰還し、コドライバーの田中選手とセクション5の戦い方を打ち合わせる。

ここでフルアタックをかけたら、徳尾ランサーを捉えて総合4位に入れるかもしれません。ですがリスクも当然高くなるので、ここは完走ペースで無事にフィニッシュをくぐり、クラス優勝を確実にするのもひとつの手です。どちらにしましょう?

 そりゃもちろん、完走ペースだ。ネットを通じて聞こえてくるファンの声は総合4位入賞に期待を寄せているらしいけど、ここで無理をしてクラッシュしてしまっては元も子もない。たしかにJN-4クラスの大半を食った上での総合4位という結果には魅力を感じるが、大きなリスクを背負って目指すべきものではないと筆者には思えた。現状でも、JN-3クラスとしては出来すぎなくらいの順位なのだ。

SS(距離) ステージタイム(トップ差) クラス総合タイム(トップ差)
SS11/OhbiraReverth-II
(4.58km)
3:55.0(TOP)1:25:24.8(TOP)
SS12/GampoWest-II
(7.24km)
6:56.8(TOP)1:32:21.6(TOP)
SS13/Houraisen-IV
(4.15km)
3:41.1(+5.1)1:36:02.7(TOP)

 最後のSSのフィニッシュをくぐった直後、ライブインカーの画面の向こうで、カメラに向かってグッと親指を立てる2人のクルー。その瞬間、メロンブックス・インテグラの今期3つ目となるJN-3クラス優勝が決まった!

 最終成績、JN-3クラス1位、総合5位。全13本のSS中、実に10本のステージでクラスベストを獲得しており、2位とのタイム差はなんと1分26秒7もの大差。クラス総合タイムでも1度もトップの座を譲らなかったという、まさに完全勝利だった。

パーフェクトレースと言っても過言ではなかった新城ラリー。今期3勝目を飾ったことで、眞貝選手がターマックラリーに非常に強いということが証明された。まさか上位クラスに食い込むとは……

 一方、デイ1ではトラブル続きだっためろんちゃんランサーも、デイ2に入るとトラブルは影を潜め、無事にJN-4クラス8位で完走を果たした。この難しいイベントで、あれだけ多くのトラブルを乗り越えての完走は、それだけでも一つの大きな成果。ラリーは、完走することこそが最高の成績なのだ。

 こうして、初めての試みながら2台それぞれが最高のフィニッシュを迎えた、メロンブックス・ラリーチャレンジ。今回の結果によりクラスポイント24をゲットし、シリーズポイントでは3位にわずか1.5ポイント差となるシリーズ4位の座につくことができた。シリーズチャンピオンの目は限りなく小さいけれど、それでもあと1勝をあげれば、JN-3クラスにおける年間最多勝利記録を確定することができるのだ。

最後のギャラリーステージは多くのファンが駆けつけた! また、今回はミクポルシェを応援しているファンの方たちもたくさん来てくれた

セレモニアルフィニッシュでも多くのカメラと声援に囲まれていた。この調子であと2戦も勝利を狙っていくぞ!

 全日本ラリー選手権2010シリーズ、残るはあと2戦。熾烈を極めるチャンピオンレースを、メロンブックス・ラリーチャレンジは最後まで気を抜くことなく全力で戦っていくつもりだ。残る2戦、岐阜「ハイランドマスターズ」、福島「MSCC東京ラリー」も、ぜひとも応援よろしく!

(次ページへ続く)

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