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買ったからには全部言いたい! ニコン「D3100」の実力 第3回

常用感度はどのくらい!? D3100の性能チェック!

2010年10月14日 12時00分更新

文● 小林 伸

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常用感度はISO 1600ぐらいまで

 感度別に撮影を行なってみると、画質的にはISO 1600くらいまでは常用で使用できそうだと感じた。さすがにISO 3200に対して約2段増感の画像ではノイズは目立っているが、ノイズだらけで像の輪郭が失われるまでには至っていない。


感度別撮影サンプル(日中)

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 3200に対して約1段増感

ISO 3200に対して約1段増感

ISO 3200に対して約2段増感

ISO 3200に対して約2段増感


感度別撮影サンプル(夜間)

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 3200に対して約1段増感

ISO 3200に対して約1段増感

ISO 3200に対して約2段増感

ISO 3200に対して約2段増感

 感度別の画像の色調について、ある感度から急に色調が変わるようなこともなく単純にノイズだけが増える方向なので、それ以外に余計な気遣いをしなくて済む。ノイズが出るのをもっと容認すればさらに高感度の設定にできるのだろうが、初心者向けということでやめたのではないだろうか。

ISO 3200、高感度ノイズ低減「あり」

ISO 3200、高感度ノイズ低減「あり」

ISO 3200に対して約1段増感

ISO 3200に対して約1段増感

ISO 3200に対して約2段増感

ISO 3200に対して約2段増感

ISO 100、長秒時ノイズ低減「あり」、シャッタースピード15秒で撮影

ISO 100、長秒時ノイズ低減「あり」、シャッタースピード15秒で撮影

 「高感度ノイズ低減」の設定をOFFにしていた場合でもISO 800以上では「弱め」にかかるようになっている。ONにした場合、これが「標準」のかかり方になるようだ。できるだけユーザーに面倒な手間をかけさせないようになっているのだろう。だが、機能を覚えてきたときにもう少し触れる部分があっても良いのでは? と感じている。

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