常用感度はISO 1600ぐらいまで
感度別に撮影を行なってみると、画質的にはISO 1600くらいまでは常用で使用できそうだと感じた。さすがにISO 3200に対して約2段増感の画像ではノイズは目立っているが、ノイズだらけで像の輪郭が失われるまでには至っていない。
感度別撮影サンプル(日中)
感度別撮影サンプル(夜間)
感度別の画像の色調について、ある感度から急に色調が変わるようなこともなく単純にノイズだけが増える方向なので、それ以外に余計な気遣いをしなくて済む。ノイズが出るのをもっと容認すればさらに高感度の設定にできるのだろうが、初心者向けということでやめたのではないだろうか。
「高感度ノイズ低減」の設定をOFFにしていた場合でもISO 800以上では「弱め」にかかるようになっている。ONにした場合、これが「標準」のかかり方になるようだ。できるだけユーザーに面倒な手間をかけさせないようになっているのだろう。だが、機能を覚えてきたときにもう少し触れる部分があっても良いのでは? と感じている。
この連載の記事
-
最終回
デジカメ
手持ちのレンズ資産はD3100で活かせるか!? -
第7回
デジカメ
D3100 vs α55(その2)――画質は意外にいい勝負!? -
第6回
デジカメ
D3100 vs α55(その1)――磨かれた既存技術と新技術の対決 -
第5回
デジカメ
2ヵ月かけて完成! 小林流のD3100カスタマイズ -
第4回
デジカメ
D3100で画像編集! 撮った後からいろいろいじる -
第2回
デジカメ
となりの芝生が気になる!? D3100 vs Kiss X4 -
第1回
デジカメ
軽くていいぞ! ニコン D3100のファーストインプレッション - この連載の一覧へ