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ネット検索の利用回数、「職場のPCで」が家庭の2倍

2010年10月12日 10時02分更新

記事提供:通販通信

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ネットレイティングスは10月8日、ニールセン・オンラインが提供するインターネット利用動向調査「NetView」データをもとに、職場でのインターネット利用についての現状をまとめた。

 同調査によると、2010年8月時点の家庭と職場からのPC利用によるインターネット利用者数は6063万人。そのうち、約30%に相当する1771万人が職場のPCからインターネットを利用していることがわかった。また、家庭と職場での併用利用者は、921万人で、職場のPCからの利用者全体の52%となっている。

 一方、総利用時間、ページビューではともに、4割程度が職場からのアクセスで占められている。そのため、日本全体のインターネット利用状況を把握し、マーケティング活動に適切な洞察をもたらすためには「より精緻で網羅的な職場でのインターネット利用状況データを提供することが不可欠」とした。

 時間帯別のインターネット利用について、「家庭のPCからのインターネット利用状況」と「職場のPCからのインターネット利用状況」を比較すると、ビジネスアワーを中心とした7時から18時までの時間帯では、職場のPCからのインターネット利用率はピーク時には約80%だった。

 また、検索サービスの利用状況を家庭と職場で比較した場合、検索利用者全体の「一人一回あたりの利用時間(1訪問あたりの利用時間)」は、家庭、職場ともに約2分30秒程度だった。一方、「一人あたりの訪問数(利用頻度)」は、職場で29回、家庭は15回となり、職場での利用回数は家庭と比べて約2倍となっていることがわかった。

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