フェリシモが10月6日に発表した2011年2月期第2四半期業績によると、売上高は前年同期比7.1%減の220億4800万円、営業利益は同88.5%減の1億900万円、経常利益は同81.1%減の1億8700万円、当期利益は同81.0%減の6700万円となった。
顧客の購入単価は、衣料品の購入顧客の拡大を目的とした「ファッションキャンペーン」の単価向上策を実施したが、顧客の買い控え、低価格商品へのシフトにより商品単価が低下したことで、一人当たりの購入単価は前年同期比で低下した。
また、売上高を品目別にみると、服飾・服飾雑貨分野では、40代の女性向けファッションカタログ『andMyera』が引き続き好調を維持し、年同期に比べて売上高は伸張。しかし、全体では婦人衣料品・こども衣料品・身の回り品等の売り上げが減少した。
生活関連分野は、長期予約・お届け型商品の受注、環境配慮型生活用品を扱った『ecolor』が売上高を伸ばしたことで、生活関連全体では、前年同期を上回った。
通期の業績予想は、売上高が同3.8%減の471億500万円、営業利益は同58.1%減の7億2800万円、経常利益は同51.4%減の8億7900万円、当期利益は同52.9%減の4億1000万円の見通し。