背面側には500万画素のCCDカメラを搭載。前面側にもVGA相当のカメラを内蔵しているので、自分撮りのビデオチャットもできる。
Streakの仕様で興味深いのは、本体内蔵のストレージが少ない(512MB)代わりに、内部にmicroSDメモリーカードスロットを装備して、ストレージ容量を自由に増やせる点にある。今回試用した英国版のStreakには、16GBのmicroSDHCメモリーカードが装着されていた。16GBでも8000円程度で買えるため、複数枚使い分けるといった用法も可能だろう。SIMカードはその下に装着する形になる。今回はNTTドコモのデータ通信端末のSIMカードを抜いて、Streakに装着している。
ウェブブラウザーは快適
横画面前提のホーム画面には少々当惑
StreakはCPUにクアルコムのSnapdragon 8250(1GHz)を搭載。GPSや地磁気センサー、加速度センサー、照度センサーといった、いまやスマートフォンでは一般的なセンサー類も内蔵している。通信機能は3G(HSPDA/HSUPA)やGSMのほか、IEEE 802.11b/gとBluetooth 2.0を内蔵している。11nに非対応なのは少々残念ではある。
動作はおおむね軽快で、内蔵ウェブブラウザーの動作も快適だ。OS 1.6環境のままでも、ある程度のFlashコンテンツ(例えばASCII.jpトップのYouTube動画など)が表示できる。ピンチ操作での拡大縮小も可能だ。標準のフォントではラスタライズの問題か、表示を縮小したときの文字の見栄えがよくないが、これもフォントを入れ替えれば解決するかもしれない。
多少戸惑ったのは、ホーム画面が横画面限定で、本体の向きを縦に変えても向きが変わらないことだ。メニューやブラウザー画面、ソフトキーボードはきちんと向きに応じて表示が変わるので、「横画面で使ってくれ」というポリシーなのだろうか。
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