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Android OS 2.2を搭載して登場!

発表されたばかりのGALAXYをじっくり触ってみた

2010年10月05日 22時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 NTTドコモは、韓国のサムスン電子製のAndroidスマートフォン「GALAXY S」とタブレット型の「GALAXY Tab」の発売を発表した。基本的なスペックについてはすでに掲載しているので(関連記事)、この記事では発表会の様子やタッチ&トライコーナーでじっくり触ってみた内容について紹介していく。

これから残り5台のスマートフォンに
ワンセグ&おサイフ対応アリ!

 今回の発表はNTTドコモとサムスン電子の共同発表という形をとった。発表日である10月5日は「CEATEC JAPAN 2010」の初日でもあり、ドコモブースでも発表会の様子を中継するなど、相当力を入れている様子がわかる。ちなみにCEATEC会場では実際に展示機を操作することが可能なので、いち早く試してみたいという読者は幕張まで足を運ぶといいだろう。

こちらはCEATECの会場。前日に発表されたau「IS03」ともども入場客の注目を集めていた

 その発表会ではNTTドコモの山田隆持社長が自ら登壇し、両端末のプレゼンテーションを行なった。山田社長はGALAXY Sの“ビビッドな高精細画面”を強調、「超高精細スマートフォン」「新時代スマートフォンにふさわしい」と述べ、10月15日よりドコモショップなどで予約を開始することを明かした。もう1つのGALAXY Tabについては「オールラウンド・ジャストフィット・タブレット」と表現している。片手で持てる手軽で便利な、電子書籍やゲームを楽しむのにもよい端末と述べ、これらの高性能な機能を発揮できるのはドコモの高品位なネットワークがだからこそとネットワークで強みのあることを示した。

ドコモの山田社長が自ら壇上で2つのGALAXYをプレゼンテーション

 また質疑応答で山田社長は、すでにXperiaが50万台近く売れており、目標として掲げていた「2010年度100万台のスマートフォン」について「十分達成できる」と自信をのぞかせた上で、GALAXY SとGALAXY Tabの投入で、その動きに拍車がかかるという見方を示した。

サムスン無線事業部長 社長のJK Shin氏。NTTドコモからGALAXYを提供したことで、日本市場でのサムスンの存在感は確実に増した。またメーカーサイドの人間がプレゼンテーションを行なったのも印象的だった

 また前日に発表されたauのIS03のようなワンセグやおサイフケータイが搭載されている、より日本のユーザーに最適化したスマートフォンも、冬モデルに用意していることを明かしている。以前冬モデルにおいて7機種のスマートフォンを用意していると語っていたので(関連記事)、残りは5機種となるが、ユーザーの多彩なニーズに「シーンにベストフィットするスマートフォン」を提供することで対応していくという。なおGALAXYではテザリングなど一部機能は外しているが、今後のユーザーの反応を見つつ検討していくとのこと。

 これまでの国内のモバイル市場では、海外メーカーのケータイやスマートフォンが受け入れられにくかったが、今やiPhoneが多くのユーザーに使われている現実がある。サムスンは今回のGALAXYが高機能であり、「洗練された日本市場の高度なユーザーにも満足してもらえる」とする。IS03のようにケータイの優れた機能を搭載する端末もいいが、GALAXYのようにグローバル端末だからこその完成度の高さもとても魅力的だ。これから選択肢がまだまだ増えるのは間違いない。

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