CEATEC JAPAN 2010レポート 第1回

3D一色!?　CEATECで体験する最新テレビ

3Dテレビも登場!?　日立製作所ブース

「S-LED」パネルのバックライト制御を前面に押し出した日立ブース

　日立製作所のブースで前面に押し出されていたのは、先日発表された「S-LED」パネル搭載の新型「Wooo」（関連記事）。しかし、ブースに入ると同社未発表の3D対応液晶テレビが参考展示されていた。

参考展示の3Dテレビ。完成度はかなり高く、迫力も十分

一風変わった3D表示デバイスが参考展示されていた。ガラスの奥に物体があるように見えるが、実際には空洞。20数個のプロジェクターを利用して立体物があるかのように表示している

テレビからカメラまで3Dのパナソニックブース

一見、エコを前面に押し出しているパナソニックブース。しかし逆サイドには3D製品がいっぱいのコーナーが……

　パナソニックブースは中に入る前に3Dメガネを受け取らなければならない。なぜなら中は3Dデバイスのオンパレードだから。3D撮影に対応する「LUMIX GH2」（関連記事）や3Dビデオカメラ、参考展示の3Dライブ中継システムなどが体験できる。

3D静止画撮影対応の「LUMIX GH2」と3Dレンズ

3Dビデオカメラを使ってモデルさんを撮影するブース。撮影した映像は隣にある3Dテレビで確認できる

　 　

参考展示の3Dライブ中継システム。テレビの上に3Dカメラが設置されている

103V型3DテレビでPCの3Dゲームをプレイできる

テレビで利用する新しい通信サービスの参考展示。「Yahoo!オークション」などをテレビのUIで利用できる

レイアウトフリーの小型BDレコーダー（参考展示）。仕様は未定だがHDDも内蔵する模様

同社初のデジタルフォトフレームも参考展示されていた

3D映像を作成できるソフトや1TBの光ディスク

アイ・オー・データ機器のブースでは、3D対応ディスプレーと3D映像の制作や編集が可能なソフトウェアを参考展示していた

　テレビメーカーではないが、面白いところではアイ・オー・データ機器が、3D映像を簡単に作成できるソフトウェアを参考展示していた。2Dの写真を読み込み、指定した範囲を3D化したり、3Dの文字を入力できたりする。3D対応PCの楽しみを広げてくれそうなソフトだ。　

TDKブースで展示されていた片面512GB、両面で1024GBの光ディスク。光を通すためにここまで透明にしないといけないのだとか

　また、TDKブースでは16層の記録面を持つ新しい光ディスクが参考展示されていた。展示されていたものは両面が記録面のメディアで1024GBの記憶容量を持っている。今後4K2Kのテレビやコンテンツが出てくれば、このような光ディスクも必要になるかもしれない。

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