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リボン、VBA、Outlook採用で生まれ変わった!

「Office for mac 2011」の全容(中編)

2010年10月07日 12時00分更新

文● 海上忍

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PowerPoint 2011

 今度のPowerPoint 2011は、リボンインターフェースの導入やVBAのサポートなど、Office for Mac 2011共通の新機能を踏まえつつ、独自の機能強化も図られている。ここでは、そのうち2つをピックアップしてみよう。

 まずひとつは「ブロードキャストスライドショー」。PowerPointファイル(ppt)をMicrosoftのサイトへアップロードするとURLが発行されるので、そのURLにブラウザーでアクセスすると、PowerPointファイルのスライドショーを視聴できるというもの。スライドショーのページ遷移はアップロードを行なったPowerPoint 2011の操作に連動するため、ブラウザー側での操作は必要ない。なお、アップロードの際にはWindows Live IDが要求されるほか、ブラウザー側にはSilverlightアドオンが必要だ。

PowerPoint 2011の文書をインターネット経由でリアルタイム配信できる「ブロードキャストスライドショー」

Windows Live IDアカウントが認証されると、視聴用のURLが発行される

ブラウザー側にはSilverlightアドオンが必要

 そしてイチ押しが「ダイナミックソート」。Windows版にはないOffice for Mac 2011の独自機能で、写真やテキストなどのレイヤーを立体的に表示し、直感的に並べ変えられるというもの。複数の画像を貼りつけた文書の場合、レイヤーの順序がわかりにくくなりがちだが、この機能を使えば一目瞭然。Word 2011でもサポートされるので、ぜひ活用してほしい。

レイヤーの順序が一目瞭然、直感的に並べ替えできる「ダイナミックソート」


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