トッキーのシリコンカバーは、液晶表示の露出している開口部辺りから指先でひっかけて引きはがすことが可能だ。露出した球形の白い本体を両手で力強くひねると真ん中でパカッと割れ、乾電池ボックスが現われる。
内部構造を眺めるだけで開発の苦労があちこちに垣間見えるが、動作構造は極めてシンプルだ。円盤上の片側に単4乾電池3個と分銅が搭載されており、円盤が回転することによって偏心エネルギーが発生する。これがトッキーの不規則な回転運動を生み出しているわけだ。さらに、本来落下時などの液晶保護目的であろう”ひさし”のような柔らかいシリコンラバーのでっぱりが、より予測の付かない回転運動を生じさせるのに一役買っている。
トッキーさえあれば、単身赴任中のパパが、標準搭載のマイクロホン経由で録音したカワイイ愛娘の「おはようコール」で目覚めることも簡単だ。”マメさ”という特技があるのなら、毎朝違う彼女のモーニングコールで目覚めることもできる。しかし、何をしても起きにくいブルーマンデーの朝は、トラック1のワイフのモーニングコールがシャキ~ンとするかもしれない。いずれにせよ、すべてのテクノロジー商品に共通したコンセプトは、「正しい使い方がハッピーな結果を導く」だ。はぶふぁん(Have Fun)!
トッキーの予測不可能な動きと、とまどう愛犬ボビー
今回の衝動買い
アイテム:ナンダホーム/トッキー タッチ(オレンジモデル/ホワイトモデル)
価格:9450円(アークトレーディング)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
この連載の記事
-
第780回
トピックス
好みの時間を設定可能、乾電池式「ポモドーロタイマー」を衝動買い -
第779回
トピックス
レノボとAmazonベーシックのお勧め「ラップトップスタンド」を衝動買い -
第778回
トピックス
折ってちぎって6人で使える「Paper Pens」を衝動買い -
第777回
トピックス
ゲオでレトロ感満載「FM付き レトロスピーカー」を衝動買い -
第776回
トピックス
発売日に電子メモ「Boogie Board(papery)」を予約衝動買い -
第775回
トピックス
ユーザー評価の高いJPRiDE「model i ANC」を手に入れた! -
第774回
トピックス
割り切りが素晴らしい3COINSの3300円スマートウォッチを衝動買い -
第773回
トピックス
Galaxy純正の遺失物トレースタグ「SmartTag2」を衝動買い -
第772回
トピックス
昭和レトロなプレーヤー復刻版「サウンドバーガー」を衝動買い -
第771回
トピックス
人生最後の腕時計「ロレックス エアキング」を衝動買い -
第770回
トピックス
実測37g! 折り紙式ポータブルマウス「OriMouse」を衝動買い - この連載の一覧へ