恒例のアニメ特集！　秋の新番はこちら【第2発】

2010年09月29日 20時00分更新

文● コンテンツ計画

信じる信じないは君の自由だ。
だけど僕には－－死んだ人の魂が見える。
「心霊探偵八雲」

（C）神永学・角川書店／NHK・総合ビジョン

作品解説
　死んだ人の魂を見ることのできる青年を描いた本作は、神永学による同名小説シリーズが原作。2006年4月にテレビドラマ化されたのをはじめ、2007年5月号～2008年3月号までは都戸利津の作画で「別冊花とゆめ」（白泉社）にてコミカライズ、現在は2009年8月号から「月刊Asuka」（角川書店）にて小田すずかの作画で連載されている。また、2008年3月に「心霊探偵八雲いつわりの樹」という題目で、2009年6月にも「心霊探偵八雲魂のささやき」という題目で舞台化されるなど、人気の作品だ。
　ファン待望のTVアニメーション化にあたっては、黒川智之監督のもと、シリーズ構成と脚本に「ツバサ・クロニクル」や「TYTANIA -タイタニア-」の川崎ヒロユキ、キャラクターデザインには「黒執事」や「BLOOD+」の芝美奈子、アニメーション制作を「ツバサ・クロニクル」シリーズや「スパイダーライダーズ」シリーズのビィートレインが担当する。

（C）神永学・角川書店／NHK・総合ビジョン

あらすじ
　大学のオーケストラサークルに所属している小沢晴香は、大学の旧校舎で幽霊に遭遇し、「霊にとり憑かれた」という友人を助けようと、大学の映画研究同好会のドアを叩いた。
　そこにいたのは霊能力があるという噂の斉藤八雲。ボサボサ頭で愛想がなく、どこか心を閉ざしたかのような青年だったが、彼の左目だけが真っ赤な色をしていた。
　「自分には死んだ人の魂が見える」と言う八雲の言葉に半信半疑の晴香だったが、幼い頃に亡くした姉からの言葉を伝えられ、八雲の力を確信する。
　真相解明に動き出した八雲と行動を共にした晴香は、大学内で起こった恐ろしい事件の裏側に潜む驚くべき真実と、八雲が抱える「ある秘密」を知ることとなる……。しかし、これは、ほんの序章に過ぎなかった……。
　八雲の内面の優しさや苦悩に触れ、八雲を少しずつ理解するようになっていく晴香。そんな晴香に少しずつ心を開いていく八雲……二人を待ち受ける運命とは!?

スタッフ
原作：神永学
キャラクター原案：小田すずか
監督：黒川智之
シリーズ構成・脚本：川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン：芝美奈子
総作画監督：番由紀子、天崎まなむ（※崎の字が機種依存文字のため、代用文字を使用しています）
美術監督：朝倉千登勢
色彩設計：小島真喜子
撮影監督：堀内美咲
編集：黒澤雅之
音響監督：高寺たけし
音楽：R・O・N
アニメーションプロデューサー：村岡秀昭
制作統括：斉藤健治、横尾堅示
アニメーション制作：ビィートレイン
制作：総合ビジョン
制作・著作：NHK

オープニングテーマ　Jangled Cat（CV：小野大輔）「Key」
エンディングテーマ　コミネリサ「Missing You」