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ネットマークス、DLP製品を販売開始
~業務効率は落とさずに、機密情報や個人情報の流出リスクを低減~

2010年09月29日 11時00分更新

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ネットマークス、DLP製品を販売開始
~業務効率は落とさずに、機密情報や個人情報の流出リスクを低減~

ネットワーク・ソリューションプロバイダの株式会社ネットマークス(東京都江東区豊洲、代表取締役社長 佐藤 宏、以下 ネットマークス)は、企業システムのさまざまな場所に存在する機密データを棚卸し・可視化し、セキュリティポリシーに反する機密データの流出を検知・制御することにより情報漏えいを防止する「RSA DLP(Data Loss Prevention)Suite」を、本日より販売開始いたします。

今日の企業では日々、大量に情報が生成されています。その中から機密情報を特定し、漏えいを防ぐことは、暗号化など従来の情報漏えい対策では運用負荷が高く限界があります。また、外部記憶媒体の使用禁止などセキュリティルールを厳格化するほど、通常のデータの受け渡しも制限されるなど、業務効率の低下も懸念されます。

「RSA DLP Suite」は、企業内のデータを機密データとそれ以外のデータに区別し、機密データだけを流出させないようにする「DLP(Data Loss Prevention)」製品です。「RSA DLP Suite」には150種類以上のポリシーテンプレートが含まれており、保管されているデータをはじめ、移動中のデータ、利用中のデータの中から高い精度で機密データを検知し、予めポリシーで定めた制御を実施します。これにより情報漏えいリスクを低減しつつ、業務効率への影響を最小限に抑えることができます。
「RSA DLP Suite」は、主にファイルサーバやストレージ内の機密データを検出し、ポリシーに則って削除、移動、隔離を行う「RSA DLP Datacenter」、ネットワークを流れる機密データを検出対象とする「RSA DLP Network」、エンドユーザのPCに存在するデータを検出対象とする「RSA DLP Endpoint」の3つのモジュールと統合管理のための「RSA DLP Enterprise Manager」から構成されています。
また、単一ポリシーに基づいてモジュールごとに異なるアクションを指定することも可能で、情報漏えい対策を包括的に実現します。

ネットマークスは、ネットワークセキュリティにおける豊富な実績と、認証基盤ソリューションの構築ノウハウを活用し、例えば「RSA DLP Suite」と統合ログ管理「RSA enVision」を組み合わせ、機密データとユーザの行動から危険な兆候かどうかの判断が迅速に行えるソリューションや、EMCジャパン社「EMC Documentum IRM」との連携により、機密データに暗号化とアクセス権の設定することでファイル共有を安全に行え、より強固なセキュリティの実現が可能なソリューションもご提供します。また今後、EMC社のDRM製品「EMC Documentum eRoom」や日本ユニシスのクラウドコンピューティングなどとの連携により、高付加価値のソリューションとして提供していくことも視野に入れています。

本製品の価格は、642万円から(100ユーザ構成の場合)です。ネットマークスでは個人情報保護への取り組みを重視する金融機関の企業などを中心に拡販し、今後1年間で2億円の販売を見込んでおります。

以上

*記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です
*上記価格、出荷(サービス)開始時期については予告なく変更する場合があります


<RSA DLP Suite 構成>

◆RSA DLP Datacenter
RSA DLP Datacenterは、ファイルサーバ、データベース、ストレージ・システム(SAN/NAS)、Microsoft SharePoint®サイト、その他のデータ・リポジトリに拡散した機密情報を検出し、セキュリティポリシーに基づいてファイルの削除や安全な場所への移動、隔離などの修正を行います。

◆RSA DLP Network
RSA DLP Networkは、企業のメール・システム、Webベースのメール・システム、インスタント・メッセージング、Webベースのプロトコルについて監視し、機密情報が検出された場合は、セキュリティポリシーに基づいて許可、ロギング、ブロックなどのコントロールを執行します。

◆RSA DLP Endpoint
RSA DLP Endpointは、デスクトップ/ノートPCで保存または使用されているデータについて監視し、機密情報が検出された場合は、セキュリティポリシーに基づいて許可、ロギング、ブロックなどのコントロールを執行します。

◆RSA DLP Enterprise Manager
Enterprise Managerには、RSA DLPの司令塔としての機能が集約されています。RSA DLP Suite の3つの機能モジュールに加えて、アライアンスパートナーから発売されるRSA DLPの要素技術を組み込んだ製品についても、すべてのポリシーやイベントを一元的に管理し、様々な情報を一箇所から閲覧することができます。

<本ニュースリリースに関するお問い合わせは下記までお願い致します>
株式会社ネットマークス マーケットコミュニケーション部 神戸・齊藤
Tel:03-5144-1110 Mail:press@netmarks.co.jp

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