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日本HP、2010年冬モデルの家庭向けPC新製品を発表

2010年09月30日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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クアッドコアCPU搭載の安価な一体型
TouchSmart PC 310シリーズ

TouchSmart PC 310

TouchSmart PC 310

 タッチパネル搭載のディスプレー一体型デスクトップ「TouchSmart PC」シリーズには、新しく「TouchSmart PC 310」がラインナップされた。

 AMDのクアッドコアCPU、Athlon II X4 605e(2.3GHz)を採用することで、アンダー10万円の製品ながら、高い処理性能を誇る。グラフィックス機能にはRadeon HD 5450を搭載するなど、CPUと合わせて価格性能比は高い。ディスプレーは20型ワイド/1600×900ドット。なお、テレビ機能は持たない。

 ラインナップは2機種で、上位機種「TouchSmart PC 310-1030jp」は、8GBのメモリーを内蔵し、Office Personal 2010もプレインストールされている。ラインナップは以下のとおり。

TouchSmart PC 310のラインアップ
製品名 CPU メモリ HDD Office 最小価格
310-1030jp Athlon II X4 605e 2.3GHz 8GB 750GB Office Personal 2010 9万9960円
310-1010jp 4GB 500GB 7万9800円

 OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を採用。販売は直販モデルのみで、価格は7万9800円から。


HP Omni 100

HP Omni 100

HP Omni 100

 新たに登場した「HP Omni 100」は、TouchSmart PC 310と同じ20型ディスプレーを搭載しながら、さらに低価格を追求したディスプレー一体型デスクトップである。

 ディスプレーは20型ワイド/1600×900ドットでタッチパネル機能はなし。CPUにはデュアルコアCPUのAthlon II X2 270u(2.0GHz)を採用している。グラフィックス機能はチップセット内蔵機能(Radeon HD 4270)を採用する。

 直販モデルと量販店モデルがラインナップされる。ハードウェア構成はほぼ同じで、HDD容量のみ異なるだけだが(直販 320GB、量販店 500GB)、OSは直販モデルがWindows 7 Home Premium 64bit版なのに対して、量販店モデルはWindows 7 Professional 64bit版を採用している。また、量販店モデルにはOffice Personal 2010も付属する。

 量販店モデルの予想実売価格は10万円前後。直販モデルの最小構成価格は5万9850円。


そのほかの一体型デスクトップ

TouchSmart PC 600

TouchSmart PC 600

 一体型デスクトップの新製品には、「TouchSmart PC 600」と「All-in-One PC 200jp/CT」もラインナップされている。

 いずれもマイナーチェンジのみで、TouchSmart PC 600はCPUとHDD容量が若干強化されている。23型ワイド/フルHD解像度のタッチパネルディスプレーと、地上/BS/110度CSデジタル放送の3波対応テレビチューナーを内蔵するといった特徴は継承している。量販店モデルの予想実売価格は18万円前後から。直販モデルの最小構成価格は10万9830円。

All-in-One PC 200jp/CT

All-in-One PC 200jp/CT

 All-in-One PC 200jp/CTは、CPUが若干強化されたほか、直販モデルではBDドライブの内蔵やグラフィックス機能にGeForce GT 230、G210を選択可能となっている。量販店モデルの予想実売価格は10万円前後から。直販モデルの最小構成価格は7万円前後から。

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