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痛車でラリー! メロンブックスインテ奮闘記 第8回

ド迫力の営業車、メロンバンが二代目となって復活!

2010年09月24日 20時00分更新

文● 中村信博

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全日本ラリー選手権 Rd.06「新城ラリー2010」情報

 4月に開幕戦をむかえて、これまで5戦を消化してきた全日本ラリー選手権も、いよいよラストスパート。秋からの3連戦の最初のイベントとなる「新城ラリー 2010」は、今週末の9月25日~26日の日程で、愛知県新城市を舞台に開催される。

 行政からの強力なバックアップのもとで開催される「新城ラリー」は、毎年の全日本ラリー選手権でも1、2を争うほどの多くの観客を集める人気のイベントだ。観戦無料のギャラリーステージは言うにおよばず、有名選手&マシンによるデモランやトークショー、イベント限定品などが販売される企業ブースなど、見所が盛りだくさん。アメリカのパイクスピーク・ヒルクライムで総合優勝を果たした「モンスターSX4」のデモランも土曜日に予定されているので、モータースポーツファンのみならず、多くの人にその豪快な走りを楽しんでもらえるはずだ。

 大盛り上がりのイベントとはうって変わって、実際のラリーステージは過酷の一言。超ハイスピードのステージから超低速かつナローなステージまで、様々な状況が参戦したマシンを待ち受けている。毎年多くのマシンがゴールを踏むことなく、途中でリタイヤの憂き目にあうイベントであり、日本国内で開催されるターマックラリーの中では最も難易度が高いイベントのひとつとして、モータースポーツ関係者にも知られたイベントなのだ。

 メイン会場となる桜淵公園には、新城市工業団地内にある特設駐車場から無料のシャトルバスでアクセスする。1000台以上の台数がゆうに確保できる広大な駐車場なので満車の心配は無いが、問題は駐車場へといたる道路の渋滞。スムーズな入場のためには、なるべく早めの来場をオススメしたい。ちなみに二輪車や自転車については桜淵公園内に駐輪場を設けているので、こちらを利用することになる。もちろん徒歩で来場する方も、JR新城駅から歩いて10分ほどのところにある新城市役所から、会場までシャトルバスが巡回しているので安心してほしい。

 ギャラリーステージ、デモラン会場ともに地面は舗装されていないダート路面だ。女性の方は、スカートやヒールの高い靴などは避けたほうが無難だろう。汚れても気にならない服装で、動きやすい靴を用意しよう。土日とも若干の降雨が予想されているので、雨具の用意も忘れずに。なるべくなら動きやすいよう、傘よりもポンチョなどの手が自由に使える雨具のほうがいいだろう。

 今期3勝目をかけて、「新城ラリー」に挑戦するメロンブックス・インテグラの調子は上々だ。ここで入賞を逃すと後が無いギリギリの状況の中での参戦となったが、マシンはこの1年でも最高のコンディションに仕上がっている。チームは一丸となって、今期最多勝利記録にむけて全力で奮闘する所存。ぜひとも応援してほしい!

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