ファンケルが9月21日に発表した8月の月次売上高情報によると、売上高は前年同月比8.8%減の71億2600万円となった。
販売チャネル別では、通信販売が同11.6%減、店舗販売が7.2%減(既存店は同7.0%減)、卸販売他(海外への卸販売を含む)が同3.2%減だった。
事業別にみると、化粧品関連事業は、同11.4%減。うちファンケル化粧品は、4月にリニューアル発売した「無添加アクネケア」が前月に引き続き好調に推移したが、その他の主力スキンケア製品が振るわず、同9.4%減の30億2700万円となった。アテニア化粧品は、前年同月に実施した、大幅な割引キャンペーンの反動などにより、同22.1%減の7億1700万円だった。
栄養補助食品関連事業は、中高年向けサプリメントが好調だったものの、ビタミン、ミネラルなどが振るわず同8.1%減の20億2100万円。
いいもの王国通販事業は、季節商材の販売が伸び悩んだほか、収益性の視点から新聞広告を絞り込んだ結果、同11.0%減の4億3500万円となった。