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週刊 PC&周辺機器レビュー第73回

ネットブックから脱却、新生LaVie Lightの実力は?

2010年09月24日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 ネットブックとされるミニノートは、いくつかの制限(特に低スペック)を抱えながらもコストを抑えることに主眼が置かれたものだ。Windows 7 Starterエディションの登場にともない、ハード面の条件も緩和されたが、シングルコアCPU(動作クロック2GHzまで)や、HDD容量250GB(SSDなら64GB)まで、液晶ディスプレーのサイズは10.2型までと、やはり制限が残っていた。

 しかし、今回紹介するNECの2010年秋冬モデルLaVie Light「BL550/CS」は、その条件を超えたものだ。高性能な最新デュアルコアCPU、Atom N550を採用しているからだ。その実力はどれほどのものなのか、新生LaVie Lightを徹底チェックしてみた。

LaVie Light「BL550/CS」 LaVie Light「BL550/CS」。液晶ディスプレーの額縁が黒で統一され、引き締まった印象になった

よりスタイリッシュに変貌

 単純に従来のLaVie Lightとスペックを比較するとよく似ているのだが、今回のBL550/CSは外観も中身も全面的に新しくなっている。

 光沢のある外装、曲面を取り入れたデザインなど全体のコンセプトは引き継いだものの、いくつかの点で相違がある。入力面では、キーボードがキーピッチ19mm、ストローク1.9mmのアイソレーションタイプとなり、より洗練されたカラーリングとともに見た目のシャープ感を出している。ストロークは0.1mm浅くなったが適度なクリック感があるため、入力のしやすさは従来のものとそれほど変わらないようだ。

アイソレーションタイプのキーボード アイソレーションタイプのキーボードを採用。インジケーター類は右下に集約され、奥行きも確保された。パームレストのディンプル加工がなかなか気持ちいい

 パームレスト部分には、密着感を和らげるディンプル(凹凸)加工がなされたのもよい。タッチパッド(スライドパット)部は広く触りやすくなったものの、センサー感度がやや悪いようにも思えた。

 液晶ディスプレーは従来と同じ10.1型ワイドの光沢パネル。表示解像度は1366×768ドットで、LEDバックライトも明るく視認性は十分に高い。ウェブカメラは廃止され、その分パネル周囲のベゼルもシンプルになった。

 また、デザイン面では天板も新しくなった。プリントによるデザイン模様がほどこされ、その上から小さな擦り傷ならば自然に治るという「スクラッチリペア」フィルムも重ねられている。なお、天板の面耐圧は以前と同じ150kgfと、堅牢性を確保している。

天板 天板には細かな市松模様がプリントされ高級感を演出している。この価格帯の製品でのスクラッチリペア導入はかなり斬新

 外観上ではもう一点、バッテリーの形状にも触れておこう。本体背面に装着するリチウムイオンバッテリーだが、標準仕様では6セルのLバッテリーが付属する。従来のものより角度が付き、しっかりした台座として底面側に飛び出るようになった。これにより傾斜が付き、放熱のためのスペース確保とキー入力のし易さにつながっている。

本体左側面 本体右側面
本体左側面。Lバッテリーが底面側に飛び出すようになり、傾斜が急になった。放熱効果も向上したのか、排気ファンの風切り音はほとんどしない本体右側面。コネクターの配置は前機種とほぼ同じ。内蔵HDDをほかのパソコンからリムーバブルメディアとして利用できる「USB Duet」用のUSBミニBコネクターが追加された

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