9月21日、NECビッグローブは法人向けのオンラインストレージ「BIGLOBEメッシュストレージサービス」を発表した。拡張性や耐障害性の高いクラウド型のストレージをインターネット経由で利用するサービスで、最大の2TBのストレージが利用可能になっている。
ストレージは三重にミラーリングされており、高い信頼性を誇る。セキュリティも、SSLによる通信はもちろん、IPアドレスやドメインによるフィルタリング、アクセスログの収集などが可能になっている。さらに利用頻度の低いユーザー向けに、ID登録なしでもファイルのアップロードが可能な「受取フォルダー機能」を搭載する。
サービスプランは以下のとおり。
- メッシュストレージ
- 複数法人での共有を可能にする。1ID・1GB~100ID・100GBまで複数のメニューがある。初期料金はなく、月額料金は999円(税込)。1GB単位でのディスク増設オプションがあるほか、3ID・100MBを30日間限定で無償利用できるプランも用意される。
- メッシュストレージ ST
- 1法人専有型のサービス。ディスク容量は標準で100GBで、最大2TBまで増設可能。初期料金は15万7500円で、月額料金は26万2500円(ともに税込)。
- メッシュストレージ HA
- 1法人専有型のサービスで、高可用化構成をとる。ディスク容量は標準で100GBで、最大2TBまで増設可能。初期料金は33万6000円で、月額料金は44万1000円(ともに税込)。
サービス開始は2010年10月1日。短期間・低コストで利用できるメリットを謳い、3年間で300社の導入を目指す。