VAIO Fシリーズ
フルHDディスプレーを搭載する大型AVノート「VAIO F」シリーズは、2機種がラインナップされている。USB 3.0に対応するのが大きな強化点である(チップセットによる速度制限はVAIO Jと同様)。
ディスプレーサイズは16.4型ワイドで、解像度はフルHD。地デジチューナーをダブルで内蔵しており、長時間圧縮録画も可能となっている。また、上位機種の「VPCF139FJ/BI」は、Adobe RGBカバー率100%の広色域液晶パネルを採用し、グラフィックス機能には最新のDirectX 11対応GPU「GeForce GT 425M」(関連記事)を内蔵している。付属ソフトとして「Adobe Photoshop Lightroom 3」も搭載する。
OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を搭載。Office Home and Business 2010をプレインストールしている。主なラインナップは以下のとおり。発売予定日は10月9日。
VAIO Fシリーズのラインアップ | ||||
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製品名 | CPU | BD/DVD | テレビ | 予想実売価格 |
VPCF139FJ/BI | Core i7-740QM 1.73GHz | BD | 地デジ×2 | 約25万円 |
VPCF138FJ/B | Core i5-460M 2.53GHz | 約18万円 |
VAIO EB/EEシリーズ
スタンダードな大型ノート「VAIO E」シリーズは、インテルCPU搭載の「EB」とAMD CPU搭載の「EE」の2種4機種が発表された。
共通の特徴としては、15.5型ワイド/1366×768ドットのディスプレーを搭載し、フルサイズノテンキーを備える。EBシリーズはVOMモデルを合わせて6種類のカラーバリエーションが用意されている。EEシリーズはシルバー1色のみとなる。
EBシリーズの新製品では、搭載CPUがそれぞれ若干強化された。OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を搭載し、OfficeソフトとしてOffice Home and Business 2010をプレインストールする。
EEシリーズはCPUにトリプルコアのPhenom II X3 P840(1.9GHz)を搭載し、デュアルコアAthlon IIの前機種より大きく性能を向上した。OSはEBシリーズと同じだが、OfficeソフトにはOffice Personal 2010を搭載する。
主なラインナップは以下のとおり。発売予定日は10月9日。
VAIO Eシリーズのラインアップ | ||||
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製品名 | CPU | GPU | BD/DVD | 予想実売価格 |
VPCEB39FJ | Core i5-460M 2.53GHz | インテルHD グラフィックス |
BD | 約16万円 |
VPCEB38FJ | Core i3-370M 2.40GHz | DVD | 約14万円 | |
VPCEB37FJ | Pentium P6100 2GHz | 約12万円 | ||
VPCEE36FJ | Phenom II X3 P840 1.9GHz | Mobility Radeon HD 4250 | 約11万円 |
VOMモデルには新色の「パープル」が追加された。また、フルHD解像度のディスプレーやグラフィックス性能に優れたMobility Radeon HD 5650を内蔵可能など、店頭販売モデルよりも高性能な構成が注文可能となっている。