このページの本文へ

2010年冬モデル PC新製品

ソニー、2010年冬モデルのVAIOシリーズ新製品を発表

2010年09月28日 10時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

VAIO Fシリーズ

VAIO F(VPCF139FJ/BI)

VAIO F(VPCF139FJ/BI)

 フルHDディスプレーを搭載する大型AVノート「VAIO F」シリーズは、2機種がラインナップされている。USB 3.0に対応するのが大きな強化点である(チップセットによる速度制限はVAIO Jと同様)。

 ディスプレーサイズは16.4型ワイドで、解像度はフルHD。地デジチューナーをダブルで内蔵しており、長時間圧縮録画も可能となっている。また、上位機種の「VPCF139FJ/BI」は、Adobe RGBカバー率100%の広色域液晶パネルを採用し、グラフィックス機能には最新のDirectX 11対応GPU「GeForce GT 425M」(関連記事)を内蔵している。付属ソフトとして「Adobe Photoshop Lightroom 3」も搭載する。

 OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を搭載。Office Home and Business 2010をプレインストールしている。主なラインナップは以下のとおり。発売予定日は10月9日。

VAIO Fシリーズのラインアップ
製品名 CPU BD/DVD テレビ 予想実売価格
VPCF139FJ/BI Core i7-740QM 1.73GHz BD 地デジ×2 約25万円
VPCF138FJ/B Core i5-460M 2.53GHz 約18万円

VAIO EB/EEシリーズ

VAIO EB

VAIO EB。写真の本体カラーはブルー

 スタンダードな大型ノート「VAIO E」シリーズは、インテルCPU搭載の「EB」とAMD CPU搭載の「EE」の2種4機種が発表された。

 共通の特徴としては、15.5型ワイド/1366×768ドットのディスプレーを搭載し、フルサイズノテンキーを備える。EBシリーズはVOMモデルを合わせて6種類のカラーバリエーションが用意されている。EEシリーズはシルバー1色のみとなる。

 EBシリーズの新製品では、搭載CPUがそれぞれ若干強化された。OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を搭載し、OfficeソフトとしてOffice Home and Business 2010をプレインストールする。

 EEシリーズはCPUにトリプルコアのPhenom II X3 P840(1.9GHz)を搭載し、デュアルコアAthlon IIの前機種より大きく性能を向上した。OSはEBシリーズと同じだが、OfficeソフトにはOffice Personal 2010を搭載する。

VAIO EE(VPCEE36FJ/WI)

VAIO EE(VPCEE36FJ/WI)

 主なラインナップは以下のとおり。発売予定日は10月9日。

VAIO Eシリーズのラインアップ
製品名 CPU GPU BD/DVD 予想実売価格
VPCEB39FJ Core i5-460M 2.53GHz インテルHD
グラフィックス
BD 約16万円
VPCEB38FJ Core i3-370M 2.40GHz DVD 約14万円
VPCEB37FJ Pentium P6100 2GHz 約12万円
VPCEE36FJ Phenom II X3 P840 1.9GHz Mobility Radeon HD 4250 約11万円

 VOMモデルには新色の「パープル」が追加された。また、フルHD解像度のディスプレーやグラフィックス性能に優れたMobility Radeon HD 5650を内蔵可能など、店頭販売モデルよりも高性能な構成が注文可能となっている。

新色の「パープル」

新色の「パープル」

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン