待望のMac版Premiere Elementsも!
Photoshop Elements 9とPremiere Elements 9が発表
2010年09月21日 18時07分更新
アドビシステムズは21日、画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 9」と動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 9」、および両製品のセットパッケージなどを発表した。発売は10月1日の予定。
新製品の大きな特徴は、Windows版とMac版の環境の共通化にある。特に、Windows版のみでMac版が提供されていなかったPremiere Elementsに、Windows版と同じ最新バージョンが提供されるようになったのが最大のトピックだ。製品パッケージもWindows版とMac版共通で、1パッケージにWindows、Macそれぞれ用のインストールディスクが付属する。
Premiere ElementsのMac版提供にともない、写真やビデオを一括して管理するユーティリティー「Elements Organizer」も、Mac版が用意された。オーガナイザー自体も、ユーザーインターフェースを見やすいグレーに変更するなど見やすさ面での改善が施されたほか、写真共有SNSとの共有などの機能が強化されている。
Photoshop Elements 9は、写真合成機能「Photomerge」が強化され、自動編集の搭載やパノラマ写真の合成機能が強化されている。また、写真の編集を手助けするガイド付き編集機能が改良され、編集のステップごとにわかりやすい説明で手順を指示する「ガイド編集セット」が導入された。SNSへのアップロード機能も搭載する。
Premiere Elements 9は、先述のとおりMac版が登場したほか、Flashムービーの作成機能やAVCHD編集への最適化、進化したDVDメニュー作成機能、iPhone向け動画作成などを備える。
製品パッケージは、Photoshop/Premiere Elements 9それぞれの単品パッケージ製品と、両方のセット製品があり、それぞれに通常版、乗換え・アップグレード版、学生・教職員個人版が用意されている。価格は通常版の単品が1万4490円、セット製品が2万790円。乗換え・アップグレード版は単品が1万290円、セット製品が1万5540円。なお、21日から製品提供開始までの期間に、Photoshop Elements 8/Premiere Elements 8/Photoshop Elements 8&Premiere Elements 8セット品を購入したユーザーは、無償で新製品へのアップグレードが可能である。