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MCS Elements発表──iPadで知るコンテンツ利用実態

2010年09月10日 11時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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MCS Elementsの画面

 9月10日、ユビキタスエンターテインメント(以下UEI)は、iPad用アプリケーション「MCS Elements」の販売を開始した。

 アスキー・メディアワークスのリサーチ・メディア部門「アスキー総合研究所」がまとめた調査レポート「MCS 2010」(MCSはMedia Contents Surveyの略)の内容を元に、ネットサービスやコンテンツをどのような人が利用しているか、その利用者が何に関心を持っているかが分かるアプリケーション。

 これまで冊子で展開していたMCS 2010の内容を抜粋し、iPad用アプリケーションとした。

 MCS 2010は、11のジャンル(映画/テレビ/DVD/ネット/新聞/雑誌/コミック/ゲーム/ケータイ)について、代表的な「コンテンツのタイトル」「サイト名」「メディア名」を抽出。その利用状況について合計301点の設問(選択肢数では5632点)で調べている。

 MCS Elementsでは、その結果をクロス集計した2万6296点のグラフとして表示できる。性別や年齢層、オタクやiPhoneユーザーといったデモグラフィックな属性から、価値観や趣向などサイコグラフィックな属性を引いたり、あるコンテンツやサービスにどのような層が反応しているかといった情報を直感的なUIで確認できる。

動画での解説


 作成したグラフをメールに添付して送信したり、画像として保存し、Twitterなどにアップすることも可能。商品企画やプロモーションの調査資料、プレゼンテーションなどに有効だとしている。

 価格は1万円で、AppStoreで入手が可能。

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