ASUSTeK「ENGTX460 DirectCU/2DI/1G/FF14」
推奨グラボで快適FFXIVライフを! FINAL FANTASY XIV初回生産分同梱版が登場!
2010年09月18日 11時30分更新
まずはデフォルト状態でプレイ
まずはグラフィック関連の設定はすべてデフォルトのままでプレイしてみる。1280×768ドット、アンチエイリアスオフなど軽めの設定になっていることもあり、この状態では特に描画がもたつくといった感触はなく、グラフィックも3D MMOゲームとは思えないほど美麗だが、やはりアンチエイリアスがオフだとちょっとざらついた雰囲気になる。GeForce GTX 460のポテンシャルを活かすためにも、設定を煮詰める必要性を感じた。
解像度は最大2560×2048ドットまで選択できる。フルHDの1920×1080ドットを選択したいところだが、MMOだと情報サイトを確認しながらプレイといった他のウィンドウを並べて利用することも多い。そのため、FFXIVベンチマークテストでLowに相当する1280×768ドットでの使用も想定した方がよいだろう。
設定をいじってプレイしてみた!
まずはフルHD解像度、マルチサンプリングを4xAAにしてプレイする。この設定だと重いという感触はなく、スムーズなプレイも可能だ。アンチエイリアスによりグラフィックもオフの状態と比較してかなり綺麗になるため、見た目の美しさも申し分ない。だが、これ以上マルチサンプリングの設定を上げたり、その他の設定項目を高画質なものにすると、カクつきが気になるレベルになる。フルHDではマルチサンプリングを2xAAまたは4xAAにする程度に止めておくのが無難だと言えるだろう。
WXGAは画面解像度が下がる分、表示設定をワンランク上にできるという印象を受けた。マルチサンプリングの品質を4xMSAAで被写界深度をオンにしても、快適さはフルHDとほとんど変わらない。さらにマルチサンプリングを8xQ MSAAにしても大丈夫といった感触だ。WXGA解像度であれば、美麗なグラフィックを思う存分堪能できると言える。
表示品質の設定は他にも描画バックバッファ(内部描画サイズ)やアンビエントオクリュージョン(リアルな光源計算)があるが、これらは負荷上昇がもの凄く、この項目を2倍以上やオンにすると確実に画面はカクカクになる。また、逆に描画バックバッファを下げると、画質は数レベルダウンする。この2項目は触らないほうが無難だ。
テクスチャ品質やテクスチャフィルター品質はデフォルトの最高設定のままで大丈夫である。シャドウマップ品質は影のクオリティに影響する項目だが、標準品質と高品質の違いはあまり感じられないので、これも標準品質のままでいいだろう。
FFXIVは執筆時点ではオープンβテストの段階であり、今回のテストは著しく負荷が上がる大人数での戦闘などを行なっていないため、最終的な判断はまだ下せないが、今のところはGeForce GTX 460カードでも十分快適なプレイができるという印象だ。FFXIVに向けてビデオカードの買い換えを予定しているのなら、静かでお手ごろな本製品はかなり狙い目と言えるだろう。
※SQUARE ENIX およびSQUARE ENIX ロゴ、ファイナルファンタジー/FINAL FANTASY は、日本およびその他の国における株式会社スクウェア・エニックス・ホ ールディングスの商標または登録商標です。