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富士フイルムのコンデジ上位機種をチェック!

この薄さで光学15倍ズーム!! 「FinePix F300EXR」

2010年09月08日 12時00分更新

文● 小林 伸

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「ぼかしコントロール」に設定すると背面モニター右下隅にぼかし強度が表示されるので、コマンドダイヤルで調整する

「ぼかしコントロール」のオフ(左)とオン(右、強度3)の比較。一見成功しているように見えるが、ヒマワリの花びらまでボケていたり、花びらの輪郭付近の背景がボケていない部分がある。なかなか使いこなすのは難しい機能かもしれない

 珍しい撮影機能として「ぼかしコントロール」がある。この機能自体は新しいものではなく、以前にも「S200EXR」や「F70EXR」などに搭載されていた。ピント位置を変えながら連写した画像をカメラ内で主要被写体と背景に分離して画像処理を施し背景のボケを強調した一枚の画像を生成する機能である。

 ボケの強度を1~3の範囲で調整できるなど面白いのではあるが被写体や状況によってあまりうまくいかないことがある。うまくいく状況(被写体の種類や距離、背景との輝度差など)を試行錯誤しながら使用すると、使いこなしている実感を得られるかもしれない。


フィルムシミュレーションの違い

PROVIA(スタンダード)

PROVIA(スタンダード)

Velvia(ビビッド)

Velvia(ビビッド)

ASTIA(ソフト)

ASTIA(ソフト)

モノクロ

モノクロ

セピア

セピア


Z800EXRに搭載されていた、最速で0.158秒でピントが合うという「瞬速フォーカス」や「ぐるっとパノラマ360」(写真)といった機能も搭載する

Z800EXRに搭載されていた、最速で0.158秒でピントが合うという「瞬速フォーカス」や「ぐるっとパノラマ360」(写真)といった機能も搭載する

 Z800EXRよりもカメラの使いこなし要素が多いF300EXR。24mm相当の広角から360mm相当の超望遠までの画角をカバーしているズームレンズと合わせて初心者はもちろん、デジカメに慣れたユーザーでも2台または3台目として常時持ち歩くためのカメラとして持っていても面白いかもしれない。


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