IG-CM1は、ケータイ電話よりひと回り大きな独ブラウン系のひげ剃りサイズ。重量は150gある。付属USB充電器を利用すると5時間弱で100%充電が可能で、約8時間の連続運転が行なえる。その間、上部の吹出口から目には見えないプラズマクラスターイオンを噴出する。角度を2段階に調節可能なリトラクタブルなスタンドが付属し、IG-CM1を机上に設置し、自分の顔の方向に向けることによって、直線距離で約80cmの地点まで高濃度のプラズマクラスターイオンを放出してくれる。
ユビキタスな「健康・美肌のパワースポット」?
充電池で動作するモバイルスタイルのIG-CM1は、プラズマクラスターイオン発生装置付き同社エアコン/空気清浄機などの設備がないアウトドア/喫茶店/車内/職場などに持ち出して、自宅と同じクリーンな環境を持ち運べるという点が最大のメリットのようだ。IG-CM1のあるところすべてを「健康・美肌のパワースポット」に改善できる可能性を秘めているわけだ。もしかしたら、”ユビキタスなパワースポット”を実現してくれる夢のハードウェアなのかもしれない。
搭載されているプラズマクラスターイオン発生ユニットは定期交換が必要で、総運転時間(寿命)は1万7500時間。約1万9000時間経過すると運転が停止する(24時間連続運転で約2年2ヵ月)。1日8時間の利用であれば約6年間使えるIG-CM1の価格1万3000円を高いと評価するか、安いと評価するか、それが分岐点だ。
筆者の周囲の評価は?
残念ながら筆者の周囲では、同じ投資なら日本橋・千疋屋総本店の豪華メロン1個か、超高級ふかひれスープの缶詰を1週間の方が優勢だった。もちろん、男性からプレゼントされるなら決して拒まないとのこと(*^_^*)。意外と、ターゲットセグメントは絶対価格にうといお金持ちの中年男性かも!?
今回の衝動買い
アイテム:シャープ/プラズマクラスターイオン発生機「IG-CM1 モバイルタイプ」
価格:1万3000円(ヨドバシカメラ マルチメディア上野)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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