PENTAXからコンパクトデジタルカメラ2機種が発表になった。高倍率ズーム機の「Optio RZ10」とデザイン重視の「Optio RS1000」だ。
10月上旬発売予定のRZ10(予想実売価格2万5000円前後)は、光学10倍ズームレンズを内蔵。35mm判換算で28~280mmの撮影が可能だ。
同社のオート撮影モードである「オートピクチャー」が本機では進化している。従来は撮影環境に合わせて8つのシーンから最適なものを自動で選択していたが、新機種では「青空」「夕焼け」「ペット」などが加わり、計16シーンから選択する。
また、ペットモードも進化し、あらかじめ犬や猫の顔写真を登録しておくと(最大3件)、そのペットを優先して検出する。
撮像素子は有効約1400万画素のCCDセンサーを採用。手ブレ補正機能はCCDシフト機構の「SR」と電子式手ブレ補正の両方を搭載する。
10月中旬発売のRS1000(予想実売価格1万7800円)は、ボディ前面に脱着式の透明アクリルパネルを搭載するのが特徴。カメラ本体とアクリルパネルの間にデザインシートを挟むことで、本体前面を好みのデザインにすることが可能だ。
3種類のシートが付属するほか、専用のデザインソフトを使うことで自分でデザインをすることも可能。デザインしたものをプリンターで出力し、カメラに付属の型に合わせて切り抜くことで、シートを自作できる。
有効1400万画素のCCDセンサーと光学4倍(35mm判換算で約27.5~110mm)のズームレンズを内蔵。手ブレ補正は電子式となる。本機もオートピクチャー機能を搭載するが、計15シーンからの認識となる。