9月1日、キヤノンITソリューションズは、セキュアソフト製不正侵入検知・防御アプライアンス「SecureSoft Sniper IPS」の取扱いを同日より開始すると発表した。
SecureSoft Sniper IPSは、フラグメントされたマルチパケットやセッション、ファイルレベルの攻撃検知や防御が可能なアプライアンス。外部からの不正アクセス対策はもちろん、内部からのウイルス感染元の追跡や、P2P技術を用いたファイル交換ソフト使用の検知もできる。
また、独自開発ドライバによる高速パケット処理を実現し、64バイトや128バイトなどのショートパケットでも高スループットを実現する。日本語対応のGUIツールを持ち、別途管理サーバーは不要。ラインナップはインターネット回線に合わせて200Mbps~4Gbpsに対応した3機種が用意される。価格とスペックは以下の通り。
Sniper IPS-A1000 | Sniper IPS-A2000 | Sniper IPS-A4000 | |
---|---|---|---|
スループット | 200Mbps | 2.5Gbps | 4Gbps |
最大セッション数 | 100万 | 100万 | 200万 |
インターフェース | 10/100Base-T×2 | 1000Base-SX×2 or 10/100/1000Base-T×2 |
1000Base-SX×2 or 10/100/1000Base-T×2 |
サイズ | 幅430×奥行き427.2 ×高さ88mm |
幅430×奥行き427.2 ×高さ88mm |
幅432×奥行き432 ×高さ134mm |
重量 | 11.5kg | 12.5kg | 15.5kg |
価格 | 180万円 | 700万円 | 1200万円 |
24時間365日運用の監視センターによる、IPSの監視・運用サービス等も合わせて提供される。不正アクセスを検知した場合の遮断設定や死活監視など最小のサービスを組み合わせたベーシックタイプと、ベーシックタイプの内容にログ分析と定期的レポート・推奨ポリシー値の報告を追加したオプティマムタイプなどが提供される。