伊藤忠テクノソリューションズのグループ会社であるシー・ティー・シー・テクノロジーは、同社がITシステムの運用のために作った管理ツール「ITLifeGear」を社外向けに販売する。
ITLifeGearは250カ所におよぶCTCTの運用サービスの現場で用いられており、最大40%のインシデント削減効果があるという。ITライフサイクルのなかで、特に必須となるインシデント管理、そしてインシデントの原因となる問題管理に機能を絞り、操作しやすいユーザーインターフェイスで提供し。イベントやインシデントのカレンダー表示、メール通知、スプレッドシート形式でのレポート出力なども可能。
初期費用は300万円からで、年間使用料が120万円。ユーザー数やノード数の制限がないため、低価格に提供できるという。また、問題発生のQ&Aサポートとパッチ提供がセットになった1年間のサポートサービス、エンジニアが顧客の課題を整理し、ITLifeGearの導入と最適化を行なう「設計構築サービス」も提供される。