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透過ミラー採用は伊達じゃない

新時代の一眼レフ! 写真で見る「α55」

2010年08月31日 12時00分更新

文● 周防克弥

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オートHDRも自動で適応「AUTO+」

 ソニーがα55をメインストリームと呼ぶだけあって基本機能はかなり充実している。特に新たに採用された「AUTO+」(オートアドバンス)モードは連写機能や合成機能まで含めてオートで処理してくれる。

 他社製品でも同様な自動シーン認識機能はあるが、ここまでしてくれるのは少ない。同機能のおかげで決してエントリーモデルではないが、コンデジから買い換えても持て余すような事は少ないだろう。ちなみに同社のコンデジ「サイバーショット WX5」にも似た機能(プレミアムおまかせオート)が搭載されている。

新しく追加された「AUTO+」モードではシーンに合わせて自動的に適切なシーンモードが選択される

新しく追加された「AUTO+」モードではシーンに合わせて自動的に適切なシーンモードが選択される

シーンを認識すると左上にアイコンでモードが表示される

シーンを認識すると左上にアイコンでモードが表示される

状況によっては、逆光時の合成やオートHDRといった連写を行なう機能も利用する。マクロ時などのピントが合いにくいときには連写した中から一番シャープな画像を選んで自動的に記録してくれる

状況によっては、逆光時の合成やオートHDRといった連写を行なう機能も利用する。マクロ時などのピントが合いにくいときには連写した中から一番シャープな画像を選んで自動的に記録してくれる

「AUTO+」(オートアドバンスモード)の設定では、連写機能やピントが一番合っている写真を選んで記録するか、全部記録するかなどを選択可能

メニュー項目は機能毎にタブで区切られている。(写真の)見えている部分よりも下には項目はない。設定している撮影モードによっては設定できない機能があり、文字の色がグレーになり、選択肢の部分が「―」になる


気になるEVFの見え方は!?

 EVF化されたファインダーは総画素数約144万画素、有効約115万画素の0.46型という仕様になっている。倍率は約1.10倍と、ファインダーを覗いた時の印象としては結構大きく感じる。

EVFの表示は背面の液晶モニターと同じ。水準器の表示やグリッドラインなどの表示ができる。精密なピント合わせが必要なら拡大機能も使用可能だ

結構高精細な画像の確認ができる。画面の追従性も高く、暗いシーンでも撮影結果のイメージがしやすい

カメラの動作設定。ファインダーに顔を近づけると自動的にAFが動作する「アイスタート」やピント拡大機能のオン/オフができる


2パターンのグリッドを同時表示

グリッドラインの表示は3パターンから選べる

グリッドラインの表示は3パターンから選べる

グリッドラインの3分割の状態

方眼グリッドラインの状態

対角線と方眼を表示させた状態

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