6コアCore i7のオーバークロック版もBTOで用意!
選択可能な主なパーツ構成は以下に示すが、特にCPUとグラフィックスは、現状最高のパーツを選択できる。特にCPUには、6コア(論理12コア)CPUのCore i7-980X(3.33GHz)やCore i7-970(3.20GHz)を選択できるなど、高性能ぶりは際立っている。
さらにCPUの冷却システムには、独自の液冷システム「ハイパフォーマンスリキッドクーリングシステム」を採用。強力な冷却効果を得ている。ターボブーストのおかげで、定格動作でも冷えれば冷えるほど速く動作するCore i7シリーズにとっては、アクティブベンチングと液冷システムの組み合わせは、CPUの限界性能を引き出すのに役立つだろう。またパーツ構成によっては、標準でオーバークロックされたCore i7-980Xも選択できる(定格3.33GHzのところを、3.73GHzで動作)など、まさにハイエンドに相応しい。
グラフィックスカードも、NVIDIA最新のGeForce GTX 480(ビデオメモリー1536MB)を標準で装備し、ヘビーなFF XIVでも安定したパフォーマンスが期待できる。Aurora ALX FF XIVモデルのBTOメニューにはないが、2枚のハイエンドグラフィックスカードを装着可能な余裕ある内部空間と、875Wの強力な電源ユニットを備えるので、NVIDIA SLIやATI CrossFireといったグラフィックスカード2枚差しでのさらなるパワーアップも目指せそうだ。
メモリーも充実している。高速なDDR3-1666ならば最大12GB、一般的なDDR3-1333ならば最大24GBも搭載可能だ。ゲームのみならず高解像度なRAW画像編集や、ビデオ編集や仮想OSソフトの利用など、ヘビーな用途はなんでもこいといった具合だ。
CPU | オーバークロック済みCore i7-980X(3.73GHz/6コア) Core i7-980X(3.33GHz/6コア)、Core i7-970(3.20GHz/6コア) Core i7-960(3.20GHz/4コア) |
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メモリー | DDR3-1600 6、12GB DDR3-1333 6、9、12、24GB |
GPU | GeForce GTX 480 |
ストレージ | HDD 3TB(1.5TB×2)、2TB(1TB×2)、2TB、1.5TB、1TB HDD RAID 1TB×2 RAID 0、SSD 256GB |
光学ドライブ | 記録型BDドライブ、記録型BDドライブ+DVDスーパーマルチドライブ |
そのほか | Creative PCI Express Sound Blaster X-Fi Titaniumサウンドカード ALIENWARE OptX AW2310 23インチワイド+NVIDIA 3D Vision |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit、同Professional 64bit、 同Ultimate 64bit |
今回は評価機材の都合により、実機でのベンチマークテスト結果は公開できないのが残念だが、以前に紹介したAurora ALXよりも、今回のAurora ALX FF XIVモデルは多くの面で上回る性能を発揮するだろう(グラフィックスのみは、Radeon 5870×2枚の前回モデルが優れる)。
その高性能ぶりは伊達ではなく、デルが公開しているFF XIVベンチマークの結果では、低解像度のLowモードで「5833」、高解像度でより品質の高いHighモードでも「4276」というスコアを記録している。この数値は、どちらのモードでも快適な動作が期待できるというもので、さすがは推奨モデルといったところだ。