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大日本印刷、Visaの本人認証サービスを携帯電話に対応

2010年08月30日 11時48分更新

記事提供:通販通信

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大日本印刷(DNP)は8月26日、ビザ・ワールドワイド(Visa)が開発したインターネット上のカード決済における本人認証技術「3-Dセキュア」に準拠した、本人認証サービス「SIGN3D」を、携帯電話に対応させたと発表した。

 10月から、Visaが世界で初めて携帯サイト向け3-Dセキュアのパイロットテストを日本で実施するのに併せ、「SIGN3D」の追加開発を行い、カード発行会社向けにASP方式で提供する。

 DNPは2008年8月から、本人認証サービス「SIGN3D」をパソコンのウェブサイト上でのカード決済向けに提供し、カード発行会社8社に採用されている。

 「SIGN3D」の特徴は、(1)パソコンだけでなく携帯電話向けにも本人認証サービスを提供する、(2)国際決済カードブランド5社が共同策定した、セキュリティの国際基準であるPCI DSS認定を取得したサービスが得られる、(3)ASPサービスのため、全て自社構築する場合に比べて導入・運用のコストを抑えられる、(4)1回のみ有効な“ワンタイムパスワード”や、利用者の行動から不正利用リスクを判断して必要に応じて追加認証を要求する“リスクベース認証”など、最先端の本人認証ソリューションをオプションで提供できることだ。

 DNPは、パイロットテスト終了後、携帯電話向けの本人認証サービス「SIGN3D」をカード発行会社や銀行に向けて販促し、3年間で5億円の売り上げを見込んでいる。

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