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日立独自の新開発「スリムブロックLEDパネル」を搭載 “録画テレビ”の機能も◎

噂の新Woooは「S-LED」搭載 日立「L42-ZP05」を直撃レビュー

2010年09月21日 11時00分更新

文● 鳥居一豊、ASCII.jp編集部

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Woooシリーズならではの
強力な録画/ネットワーク機能ももちろん搭載

 Woooの魅力は高画質だけではない。録画機能やネットワーク回りの多機能さも重要なポイントである。この部分については、従来のWoooから受け継がれて、ZP05シリーズにも搭載されている。

ダブル録画(※1)、ハイビジョン放送8倍録画(※2)、
カセットHDD「iVDR-S(別売)」 家族で使える録画機能

Wooo

「XCodeHD」エンジンによって、8倍録画を実現している

 まずは録画機能。地上デジタル放送のトリプルチューナー搭載により、地上/BS/110度CSデジタル放送のダブル録画に加えて(※3)、地上デジタル放送の裏番組視聴が可能である。さらにL42-ZP05では内蔵HDDが500GBになり、ハイビジョン放送を8倍録画ができる長時間録画機能と組み合わせることで、録画時間は最大約400時間(ダブル録画時をのぞく、TSX8モードの場合 ※4)。家族が多い環境でも満足行くはずだ。

 また、まとめ録りしたドラマなどをタイトル別に自動でフォルダー分けしてくれる「ワケ録」や、赤丸マークで予約番組が一目で確認できる電子番組表など、使い勝手に優れた機能も充実。個人的に便利に感じているのが番組表表示の高速さだ。ボタンを押すとほぼ瞬間的に番組表が表示されるので、夜の放送番組をちょっとチェックしたい時などもサクサク使えるのがうれしい。

ダブル録画をしながらでも、さらに別の地上デジタル放送の番組が見られる。たくさんの番組を録画した場合でも、番組名で自動的にフォルダ分けしてくれる「ワケ録」機能でチェックも簡単

 またHDDが一杯になってしまった場合も、カセットHDD「iVDR-S(別売)」で容量を拡大できる「iVポケット」を搭載しているので、録画した番組のコレクション用途にも対応できる。

Wooo

「iVDR-S(別売)」でHDDを追加できる。カセット型で誰にでも扱いやすいのもメリットだ


*「ZP05シリーズ」ではアナログ放送の録画はできません
※1:デジタル放送の2番組同時録画が可能です。2番組同時録画の際は、1番組がTSモードでの録画となります
※2:TSX8モード時。BSデジタルハイビジョン放送(24Mbps)をTSモードで録画した場合との比較において
※3:BS/110度CSデジタル放送を2番組同時録画中は、録画中のBS/110度CSデジタル放送のいずれか、または地上デジタル放送を視聴可能です
※4:長時間録画モードにするほど画質は劣化します。録画時間は目安です。約400時間録画はシングル録画時の最大目安時間であり、ダブル録画時をのぞきます

2台のWoooを用いて
ネットワーク経由で録画番組を見る

 AVネットワークへの対応もWoooの特長だ。L42-ZP05のAVネットワークではDLNA(※5)と呼ばれる機能により、録画した番組をメディアなどに記録することなく家庭内LAN経由で視聴できる。具体的にはWooo「XP05シリーズ」などの対応機器同士であれば、HDD内に保存されたデータを相互に再生可能だ。

Wooo

ネットワーク経由でWooo同士やPCとの間で動画や写真などを相互に再生できる

 またWoooをネットワークに接続しておけば、インターネット上のコンテンツにもアクセスできる。特にリモコンからボタン1つで表示される「Wooonet」はトップページがリニューアルされ、「Yahoo! JAPAN」で話題となっている検索キーワードや、「アクトビラ」の新着コンテンツ情報が表示されるなど、使い勝手が大幅に向上している。


※5:DTCP-IP(著作権保護技術)をサポートしたコンテンツ配信機能(ホームサーバー機能)を搭載しています。すべての機器との接続を保証するものではありません。PCでWoooに録画した映像を再生するには市販のPC専用ソフトが必要です。なお、録画したアナログ放送は配信できません。またDTCP-IP非対応のDLNA機器では再生できません。PCに保存した写真や動画をWoooで再生するには、PC専用ソフトをダウンロードする必要があります(ユーザー登録者は無償)

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