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ニコ動スターが競演! 「ニコニコ大会議2010 夏」レポート

2010年09月05日 12時00分更新

文● 広田稔、盛田諒/ASCII.jp編集部

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女子の声援が飛びまくる! 完全燃焼のライブパート

オープニングムービーが終わってちょうちょさんが現れると1階も2階も全員立つ!

 後半はライブパートだ。出演した歌い手は総勢16名。そのほか演奏者やダンサーも加えて、32名という大所帯でおよそ2時間のステージを完全燃焼した。

 ある意味、サービス紹介パートが「前座」のような形になって準備万端だった客席は、ライブが始まった途端に大歓声を上げてオールスタンディング! 色とりどりのケミカルライトが灯って、前後左右に揺れる様子はまるでアイドルのコンサートのようだ。

 歌い手のバックでは、大掛かりな舞台装置にイラストや文字が映し出されてライブを盛り上げる。さらに歌の前には、プライドの選手コールで知られるレニー・ハートさんが出演者の名前を巻き舌で呼び上げて、観客を煽っていた。そのヒートアップ具合は、下記の動画でチェックしてほしい。


ライブパートダイジェスト(前編)




1.ちょうちょ「初めての恋が終わる時」
作詞/作曲:ryo

 トップバッターは、女性の歌い手「ちょうちょ」さん。大会議は今年2月にJCBホールで行なわれたツアーファイナルに続き、2度目の出演となる(関連記事)。「初めての恋が終わる時」を伸びやかで透明感のある声で歌い上げた。

ちょうちょさん




2.蛇足&clear「え? あぁ、そう。」
作詞/作曲:papiyon(蝶々P)

 お次は男性2人の歌い手、「clear」さんと「蛇足」さんだ。ニコ動の歌い手同士は仲がよく、男性/女性を問わずコラボ作品を投稿している。clearさんと蛇足さんも例に漏れず、「【clear】magnetを歌ってみた【蛇足】」などで組んでおり、動画で「だそくりあ」といったタグが付けられることもある。

 選んだ曲は、歌ってみたでも人気が高い「え?あぁ、そう。」。二人の色っぽさに当てられて、女性ファンは失神寸前(?)の絶叫を上げていた。歌い終わったあとのMCでは、clearさんが持ちネタである「(。・ω・。)ノはぉ」を披露すると、客席も「(。・ω・。)ノはぉ」と返す。その様子を見て、蛇足さんは「ずるい、そういうのない」と突っ込んでいた。

白い服がclearさん、黒い服が蛇足さん




3.蛇足「いろは唄」
作詞/作曲:銀サク

 続いては、蛇足さんがソロでステージに立ち、自身のソロ投稿曲の中でもっとも再生されている「いろは唄」を歌い上げる。ユーザーから「えろやか」(エロい+さわやかの造語)や「えまっこい」(エロい+うまい+かっこいい)と評される甘い声で会場を魅了していた。

甘くてねちっこい歌い方が魅力の蛇足さん




4.ぽこた「君に捧ぐファンタジア」
作詞/作曲:PolyphonicBranch

 蛇足さんがステージの下手に消え、イントロが流れてバックスクリーン中央から現れたのは男性の歌い手「ぽこた」さん。いきなり「付いて来れんのかー!」とお客を煽りまくって、「君に捧ぐファンタジア」を熱唱する。

 ぽこたさんはGACKTに似たイケ声で知られる歌い手で、「がくっぽいど」をもじって「がくっぽいどぽいど」と呼ばれることもある。2月の大会議ツアーファイナルでも見せた、「あらぶるチワワ」とも評される激しいパフォーマンスは健在で、今回も左右にステージをところせましと動き回っていた。

立ち上るスモークが似合うぽこたさん。MCでは「ハードなスケジュールが続いて俺は鼻水しか出てなかった。今日もここ(鼻)の部分だけ何回メイクさんに直してもらったか」と笑いをとっていた




5.みーちゃん「死にたがり」
作詞/作曲:梨本うい

 続けては男性の歌い手「みーちゃん」の出番だ。蛇足さんと同じく「えまっこい」と評される声の持ち主で、最近では「マトリョシカを歌ってみたったver.みーちゃん」が人気を集めている。

 今回は「死にたがり」を熱唱。彼のブログによれば、当日、風邪が治らない状態での出演だったとのこと。しかし、そんなそぶりはまったく見せず、観客と「生きるか死ぬのか」「いっちゃってー」といった掛け合いを見せるなど、思いっきりステージを楽しんでいた。

みーちゃん。しかし、イケメンばかり出てくるのはどういうことなの……





(次ページに続く)



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