このページの本文へ

パンチの利いた実力派? 本気モードの演歌歌手? 

コンセプトは微調教、Lilyでサクっと作ってみた

2010年08月25日 13時00分更新

文● サ骨

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

音域は広い、ジェンダー調整しながら使え

 声質に関しては、とにかく聞いてもらったほうがいいでしょう。ボカロエディタからWAVE形式で書き出しして、音量を上げてみたサンプルを掲載します。

なんとC2からスタート

C2からスタート

 お分かりいただけたでしょうか。他社含めて過去のボーカロイドと比較すると、(Lilyさんには、正直失礼かもしれませんが)「KAITO兄さんやキヨテル先生より男っぽい!」「ジェンダーを上げるとホントに男声になるのでは」と思うほど、低域に魅力があります。

 とはいえ、実用的な音域はかなり広い印象なので、キーをだんだんと上げていって、印象を確かめてみることにします。

1オクターブ上げてC3からスタート

 1オクターブ一気に上げてみました。このあたりが一番「艶」がある音域でしょうか。

C4からでも破たんしないけど、ジェンダー調整が必要かも

 さらにもう1オクターブ上げてみます。驚くべきことに、まだまだ破たんせずに使えそうな感じです。ただ、若干無理してる感じが俺にはします。「この辺の音域はジェンダーを下げて使うといいのでは」と個人的には思いました。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン