Windows用データ管理ソフトウェア「StoreJet Elite」も付属
Windowsのみの対応となるが、「StoreJet 25D2-W」にはデータ管理ソフトウェア「StoreJet Elite」が付属しており、内部のデータをAES 256bitで暗号化して保護することも可能だ。
「StoreJet Elite」はHDD内に保存されており、EXEファイルを起動すればそのまま実行されるので、複数の環境で使い分けている場合でも使いやすい。設定で、StoreJetをPCに接続すると自動で「StoreJet Elite」を起動させることができるほか、接続中に[Ctrl]+[F11]キーを押すと設定したすべてのデータを同期するという設定も可能だ。
メール、ブックマークなども同期/管理可能
「StoreJet Elite」で設定できるのは、メールやお気に入り、ファイルやフォルダーなどのデータに加え、暗号化機能やブラウザーのログイン情報の同期といった機能も提供される。
メール関連では、Outlook Express/Windowsメール、またはOutlookのメールのデータや設定を保存できる。メールデータを保存しておくことで、外出先のPCでも同じデータを閲覧できる上、あらかじめメールの設定を行なっておけば、そのPCでメールの送受信もでき、PC上に履歴を残さない形で利用できる。
ブックマークの同期機能ではInternet ExplorerとFirefoxをサポートする。複数のマシンで同じブックマークを利用できるほか、メールと同じく履歴を残さずにブラウズする機能も備えている。IEでは、ログイン情報を保存する機能も搭載。IEに登録したログイン情報を保存し、他のマシン上のIEで同じように自動ログインが行なえる。
マイドキュメントなどのデータを同期するバックアップ機能では、ショートカットキー一発でデータを同期できる。時間指定による定期同期機能も搭載している。データ保存時にZIPで圧縮した上で暗号化を行なう機能も備えている。
このように、「StoreJet 25D2-W」はモバイルHDDとしてコンパクトで持ち運びしやすいデザインを採用し、WindowsでもMacでもすぐに使い始められる。MacのTime Machineに対応、またWindows向けの「StoreJet Elite」を用意したことで、どちらもOSでも簡単にデータをバックアップできる。メールやブックマーク関連の便利な機能も採用し、ポータブルHDDとしての使い勝手を高めているほか、衝撃に配慮した安全性の高さや3年保証は見逃せない大きなポイントだろう。