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楽天、楽天銀行を完全子会社化

2010年08月23日 09時59分更新

記事提供:通販通信

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楽天は8月19日、同社の連結子会社である楽天銀行を、株式交換により完全子会社化したと発表した。

 楽天銀行は、2001年7月に開業し、2009年12月末時点で339万超の口座数を有するインターネット専業銀行。インターネットを経由して、何時でも何処でも安価にアクセスできる電子決済、FX・投信等の金融商品の提供、各種預金サービス、個人向け無担保ローンや運用投資などを展開している。

 楽天は今回の子会社化で、楽天銀行が強みを持ち、電子商取引と高い親和性を有するとされる「電子決済」の機能を、楽天とグループ会社が提供するサービスの中で有効活用する考え。

 また楽天は、楽天銀行の完全子会社化後も、楽天銀行が銀行業として公益の観点から求められる経営の独立性を尊重。一体的な戦略展開により、最終的には楽天銀行の預金者、顧客をはじめ、さまざまなステークホルダーに対し、利便性や付加価値の高い商品やサービスを提供する。楽天銀行の取締役会については、楽天以外からの取締役の登用を行う体制を継続する。

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