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パソコンのデータも投影可能に

ニコンのプロジェクター内蔵デジカメがリニューアル

2010年08月19日 21時33分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ニコンから、プロジェクター内蔵デジカメの新モデル「COOLPIX S1100pj」が発表された。9月16日発売で予想実売価格は4万3000円前後。

「COOLPIX S1100pj」。シルバーとブラックの2色展開

 従来機種「COOLPIX S1000pj」と比較して、プロジェクターの明るさが40%向上。10ルーメンから14ルーメンになっている。これにより、最長投映距離は2m40cm、最大投映サイズは47型までとなった。

 また、パソコンとUSBで接続することで、パソコンに保存されたプレゼンテーション資料などを直接投映することも可能になった。

本体背面モニターはタッチパネルになっている

本体背面モニターはタッチパネルになっている

 背面にはタッチパネル式の3型(約46万ドット)液晶モニターを搭載。投映中の写真に対して文字やイラストをリアルタイムで書き込むことなどができる。

 撮像素子は従来と同じく1/2.3型CCDセンサーだが、有効画素数が1210万画素から1410万画素にアップ。5.0-25.0mm(35mmフィルム換算で約28-140 mm相当)の光学5倍ズームレンズは従来通りとなる。

 本体サイズ、重量はS1000pjとあまり変わらず、幅100.8×奥行き24.1×高さ62.7mm、本体のみの重量は約155gとなっている。

「COOLPIX S5100」(ライトパープルモデル)。背面モニターは2.7型(約23万ドット)

クリアレッド(左)やホットピンク(右)など、派手なカラーモデルもある。このほかにスリムブラックとウォームシルバーがあり、計5色となる

 また、同社はデザインと機能性を両立させたコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S5100」も同時に発表した。9月2日発売で、予想実売価格は2万5000円前後。

 画像処理エンジンに「EXPEED C2」を採用。オート時でISO 1600、マニュアル設定時でISO 3200での撮影が行なえる。また、レンズシフト式手ブレ補正機能を搭載し、シャッタースピード約3段分の手ブレ補正効果が得られる。

 さらにフラッシュ制御や、手ブレおよび被写体の動きを検出して自動でシャッタースピードなどを調整する「モーション検知」機能、手持ちか三脚使用かを自動で判断してモードを切り替える「手持ち/三脚夜景検出機能」などにより、暗所の撮影に強いという。

 起動時間約0.75秒、AF合焦時間約0.22秒、撮影タイムラグ約0.3秒という高速動作も特徴。撮像素子は1/2.3型CCDセンサー(1220万画素)で、5.0-25.0mm(35mmフィルム換算で28-140mm相当)の光学5倍ズームレンズを搭載する。

 本体サイズは幅97.1×奥行き21.6×高さ56.9mm、撮影時重量は約132gとなっている。

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