8月19日、アカマイ・テクノロジーズはセカンダリDNSサーバーのアウトソーシングサービス「Akamai Enhanced DNS」において、DNSSEC(DNS Security Extension)を一部の顧客に対してサポートすると発表した。

限定的ながらDNSSECに対応する「Akamai Enhanced DNS(同社のWebサイトより)
このDNSSECサポートサービスの利用にあたって、ユーザー側で特殊な設定などは必要ない。設定用ポータルサイト上で「Sign and Serve DNSSEC」をチェックするだけで利用が可能になる。
また、管理プロセスのすべてをアウトソーシングしたいユーザー向けの「sign and serve」に加え、管理を自主的に「serve only」モードも用意。こちらでは、ゾーン情報を送信する際のメッセージに付与する署名の管理をユーザー側で行なうことが可能になる。
同社によれば、米国政府機関に提供されたとのことで、当面は「特定の業界の一部のお客様に対して限定的に提供」(同社リリース)となるようだ。
