このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第112回

"名刺管理の極意"を実現した「ピットレック」は"買い"だ!

2010年08月19日 14時00分更新

文● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

紙のメモのデジタル化にも

 この「ピットレック」のポジティブな閉鎖空間の発想は、筆者愛用の電子ペーパー黒板「Boogie Board LCD Writing Tablet」と似通っている。

写真左のものが、Improv Electronicsの電子ペーパー黒板「Boogie Board LCD Writing Tablet」(日本では岡谷エレクトロニクスが総代理店)だ

 普段思いついたアイデアなどを名刺サイズのメモ「ライモン」(RAIMON)に描いているのだが、それら紙のアナログメモを付属「名刺スペーサー」に挟んで撮影することで、「ピットレック」にデジタル画像として保存することもできる。これは、貴重だがなくしがちな紙のメモをデジタイズできる便利な方法だ。

普段から、思いつきやアイデアなどを書き留めるため、筆者はツバメノート製の名刺サイズメモ帳「ライモン」(RAIMON)を愛用しており、ことあるごとにメモしている

「ライモン」の一頁を切り取り、名刺スペーサーで挟んで読ませてみた

当然だが、手書きのアイデアメモをデジタイズできた。手書きメモと「ピットレック」の組み合わせは発想を大事にする人にはなかなか良い組み合わせだ

 ポップアップするカメラは、至近距離のターゲットならデジカメとしても使えてしまう。ちょうど筆者に近づいて来た愛犬のボビーを撮影してみたが、独特の雰囲気のある写真に仕上がった。接写した写真もメモのデジタイズも内部のmicroSDに収納されるが、もちろん基本コンセプト違反で、「ピットレック」の外にはデータとして決して持ち出せない。

独特の雰囲気ある写真も撮影できるのが楽しい

 なお、「ピットレック」には名刺ケースを兼ねた専用ケースが付属するが、オプションの専用ケースも手に入れることができる。いずれも数枚から10枚程度の名刺ケースを兼ねており、名刺交換後の移動時や喫茶店タイムに、たった今受け取った名刺を「ピットレック」に速攻で記録することが可能だ。

「ピットレック」専用オプションケース。何種類かのカラーがある

フラップ側に2つのスリットがあり、名刺を合計で10枚弱収納可能

「名刺管理の極意」をリーズナブルな価格とパフォーマンスで実現

 「ピットレック」は「名刺管理の極意」である「現場での速攻処理」をリーズナブルな価格とパフォーマンスで実現した初めての商品だ。外部につながることはベターではあるがベストではない。また、昔のテプラのことを思い出してしまった(*^_^*)。 近いうちにもう一度行ってみよう。


今回の衝動買い

アイテム:キングジム/デジタル名刺ホルダー「ピットレック DNH10」(PITREC)
価格:2万7300円


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

■Amazon.co.jpで購入

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン