最速0.5秒で起動！
起動モードの設定画面
従来機は起動モードが「高速」「標準」の2種類だったが、新製品は「瞬間起動」「標準」「低消費待機」の3モードとなった。従来機は高速起動時で約15秒の起動時間がかかっていたが、新機種は瞬間起動では約0.5秒、標準起動で約12秒と起動時間が短縮された。
また、低消費待機モードでも約50秒と、従来の標準起動モード（約70秒）よりも高速化されている。さらに消費電力は約0.08Wと、従来の標準起動モード（約0.2W）から大幅に低減されている。
瞬間起動モードは1日6時間しか機能しない。その6時間は学習機能で自動的に割り当てられるか、もしくはユーザーが指定することもできる
なお、瞬間起動モードは消費電力が高いため、1日あたり3回の時間帯（各2時間）のみ使用が可能となっている。この時間帯はユーザーが任意に設定できるほか、学習機能をオンにすればユーザーがよくレコーダーを使う時間帯に自動で設定してくれる。
番組表など使い勝手も向上
ハイビジョン表示対応した番組表
番組表がハイビジョン表示に対応したのも新機種の特徴だ。水平方向に最大9チャンネル表示が可能になった。操作面ではチャンネル別に1週間分の番組表示が可能で、さらに番組選択中にリモコンの「録画」ボタンを押すことで、番組内容表示などを飛ばしてすぐに録画予約ができるようになった。
「日時指定検索予約」では、項目を指定するたびに対象番組が絞られていく
また「日時指定検索予約」は、文字通り日時やチャンネルを指定して録画予約する機能だが、「月日」や「時間」「チャンネル」などを選択するごとに番組がどんどん絞られていくのが特徴。例えば日付を指定した時点で大量の番組が表示されるが、さらに時間を指定することで、その日の該当する時間帯に放送される番組のみに絞られる。
「My！番組表」の画面
「My！番組表」は、ユーザーが好きなジャンルやキーワードに関連する番組のみを自動抽出して表示してくれる機能。従来の「みどころ特集」（世間で話題になっている番組を自動でピックアップする機能）や「おすすめ番組」（ユーザーの好みを学習して番組をピックアップする機能）はこちらに統合された。
「スタートメニュー」では新たに「録画した番組を消す」という項目が加わっている
そのほか、本体のボタンを押すだけでUSBで接続されたビデオカメラの映像を取り込める「ワンタッチカメラ取り込み」を全機種に搭載。また、XperiaやiPhoneなどのスマートフォンで、外出先などからリモート録画予約が可能なウェブサービス「Chan-Toru」に対応する。
