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Thermaltake「V6 BlacX Edition」

HDDクレードル標準搭載のユニークPCケースが発売

2010年08月06日 23時18分更新

文● 増田

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 ケース上部に3.5インチ/2.5インチSerial ATA対応ドライブが装着できる“シングルベイドッキングシステム”を搭載したPCケース「V6 BlacX Edition」がThermaltakeから発売となった。

ケース上部に3.5インチ/2.5インチSerial ATA対応ドライブが装着できる“シングルベイドッキングシステム”を搭載したPCケース「V6 BlacX Edition」

 先日行われたイベント「THERMALCAMP 2010 IN AKIHABARA」や、6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2010でも公開された同社期待の新型PCケースがいよいよ発売となった。特徴となるのは、やはり“シングルベイドッキングシステム”。「大容量のデータの移行時などに大変便利」という、いわゆるHDDクレードルをトップに備えている。
 ブラック塗装が施された内部は5インチ8段のドライブベイがロケーションフリーにより、3段占有型3.5インチHDDドライブケージを任意箇所に設置が可能。需要の高まる2.5インチSSD搭載用の変換マウンタも付属している。

「大容量のデータの移行時などに大変便利」という“シングルベイドッキングシステム”。イジェクトボタンなどはなく、装着した3.5インチ/2.5インチSerial ATA対応ドライブは引っこ抜くカンジ。もちろんSSDなども利用可能だ

 冷却システムはフロント吸気120mm×1(オプション)、リア排気120mm×1(Turboファン1300rpm/17dBA)、トップ排気200mm×2(BlueLEDファン800rpm/15dBA/1基オプション)で、アクリルウィンドウ仕様のサイドパネル部にも吸気120mm×1が搭載可能。全体サイズは490(D)×220(W)×462(H)mm、重量8.2kg。フロントトップ部のインターフェイスはUSB2.0×2、音声入出力。なお搭載可能な拡張カード長は280mmまで、CPUクーラー高さは170mmmまでとなる。価格はフェイス秋葉原本店で1万770円、アークとZOA秋葉原本店、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万800円、TWOTOP秋葉原本店で1万980円となっている。

ブラック塗装が施された内部の様子。拡張カード長は280mmまで確保。トップには標準で排気200mmFANを1基備え、さらにもう1基が増設可能となる

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