患者向けコミュニティサイト「ライフパレット」を運営しているメディエイドは8月1日、がん患者向けの通信販売サイト「パレットショップ」をオープンした。
取り扱う商品は、抗がん剤の副作用による脱毛時に使うカツラや帽子、乳房切除手術後の下着、検査・診断時に着脱が容易な前開き下着など。
同サイトでは、がん患者の悩みやシーンに応じた商品紹介に加え、商品に関する利用者のクチコミ情報の掲載など、初めてがんになった人でも簡単に商品が選べるように工夫。自分が“がん”であることを人に知られたくないという理由での利用を想定し、配送時の梱包にも配慮。今後、順次商品の幅や商品数を拡大し、店頭では購入しづらいもの(治療後の性生活に関わるものなど)の取り扱いも増やしていく予定。
さらにお見舞いに何を持っていけばよいのか悩んでいる、患者家族・知人向けのお見舞い専用セット商品や、それに付随する情報の提供も行う。
■「パレットショップ」(http://paletteshop.jp/)