出会ったのは友だちの紹介
── minatoさんは、バルシェさんの前作にあたる「valuable sheaves」に、オリジナル曲「crash!」を提供しています。2人が初めて会って、曲を一緒に作るようになった経緯を教えてください。
バルシェ (minatoさんが)ネットラジオに出ていて、そこに呼ばれたときが初めてですね。
minato 人に聞かれている状態で「はじめまして」だったんです。2009年の8月ぐらいだから、けっこう最近ですよ。そこから急激に仲良くなって、11月くらいにはもう「曲作ろうぜ」みたいな話になっていた。
── そうした友達関係がベースにあって、オリジナル曲を……という流れだったんですね。初めて一緒に曲を作ってみてどう感じました?
バルシェ CDを作るとなると、単に歌って投稿するという「遊び」の感覚とは違ったシビアさも出てくると思うんです。なあなあになったらどうしようと思っていましたが、minatoはそこがきっちりしていたのでよかったです。
minato パキッとしてるからね。その辺は。
バルシェ でも、仕事でも友達としても、もめたことがないんですよね。「コノヤロー!」みたいなのがない。
── じゃあ、価値感がけっこう近いんですね。
minato・バルシェ そうですね(同時に)。
── 息がぴったり(笑)。いちばん合うと感じるのはどこなんですか?
minato 曲の趣味は合うよね。年齢は少し違うんですけど。
── でもそれくらいなら、重なる体験も多いですよね。
minato・バルシェ そうですね(やっぱり同時に)。
minato 1990年代の後半から2005年くらいまでの音楽をよく聴いてた感じです。2人とも音楽通って言われるようなものじゃなくて、avexやBeingとか。CDバブルのころにすっごい聴いてたっていう。その辺が似てるんだよね。
バルシェ うんうん。
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