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ニコ動発アーティストの「今」を知る

バルシェ×minatoが語る、ここに注目「storyteller」!

2010年08月14日 12時00分更新

文● 広田稔

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出会ったのは友だちの紹介

── minatoさんは、バルシェさんの前作にあたる「valuable sheaves」に、オリジナル曲「crash!」を提供しています。2人が初めて会って、曲を一緒に作るようになった経緯を教えてください。

「valuable sheaves」

バルシェ (minatoさんが)ネットラジオに出ていて、そこに呼ばれたときが初めてですね。

minato 人に聞かれている状態で「はじめまして」だったんです。2009年の8月ぐらいだから、けっこう最近ですよ。そこから急激に仲良くなって、11月くらいにはもう「曲作ろうぜ」みたいな話になっていた。


── そうした友達関係がベースにあって、オリジナル曲を……という流れだったんですね。初めて一緒に曲を作ってみてどう感じました?

バルシェ CDを作るとなると、単に歌って投稿するという「遊び」の感覚とは違ったシビアさも出てくると思うんです。なあなあになったらどうしようと思っていましたが、minatoはそこがきっちりしていたのでよかったです。

minato パキッとしてるからね。その辺は。

バルシェ でも、仕事でも友達としても、もめたことがないんですよね。「コノヤロー!」みたいなのがない。


── じゃあ、価値感がけっこう近いんですね。

minato・バルシェ そうですね(同時に)。


── 息がぴったり(笑)。いちばん合うと感じるのはどこなんですか?

minato 曲の趣味は合うよね。年齢は少し違うんですけど。


── でもそれくらいなら、重なる体験も多いですよね。

minato・バルシェ そうですね(やっぱり同時に)。

minato 1990年代の後半から2005年くらいまでの音楽をよく聴いてた感じです。2人とも音楽通って言われるようなものじゃなくて、avexやBeingとか。CDバブルのころにすっごい聴いてたっていう。その辺が似てるんだよね。

バルシェ うんうん。



(次ページに続く)



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