専門業務を快適処理
720QM/15.6DD/4/500/Professional 7 64モデルは、最小構成でも直販価格は33万6000円と高価だが、通常電圧版クアッドコアCPUのCore i7と、高いOpenGL系描画の性能を発揮したNVIDIA Quadro FX 1800Mを搭載し、高負荷作業もストレスなく行うことができる。
ファンの音が低負荷時、高負荷時ともにほぼ無音と言えるほど静かだったのも好印象だ。
フルサイズキーボードを搭載し、キーピッチはデスクトップ並みの19mmを確保していて、快適にタイピングできるのもポイントだろう。スティック型ポインティングデバイスのレスポンスもよく、微妙な力加減を検知するため、細かな操作もしやすい。キーボード上部のタッチ型ボタンで、タッチパッドの有効/無効を切り替えられる。
DTPや3DCG、映像処理などでPCの高度な処理性能を求めつつ、優秀なキー入力やポインティングデバイスの快適性も確保したいユーザーは、ぜひ一度検討してみたい機種だ。
評価機の主な仕様 | |
---|---|
CPU | Core i7-720QM(1.6GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | NVIDIA Quadro FX 1800M |
液晶ディスプレー | 15.6型ワイド 1920×1080ドット |
ストレージ | HDD 500GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n |
インターフェース | ExpressCard/54、USB2.0×3、USB3.0×2、1000BASE-Tほか |
サイズ | 幅374×奥行き252×高さ38mm(最薄部は32.4mm) |
重量 | 2.97kg |
バッテリー駆動時間 | 最大5.5時間(JEITA測定法Ver1.0準拠) |
OS | Windows 7 Professional 64bit版 |
直販価格 | 33万6000円 |
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