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最新パーツ性能チェック 第97回

CORSAIR製SSDを破壊! 限界性能は軍事並み!?【後編】

2010年07月31日 12時00分更新

文● 藤山 哲人

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連邦のSSDは化け物かっ!
HDDとは違うのだよHDDとはっ!

 高さは5m40cm! 100Gオーバーした90cmの6倍と、いきなり豪快なスタートだ。ウチは写真のように1階の床が道路より1m程高くなっているので、2階って言ってもチョイ高めとなっている。

2階のベランダから地上までダイブしてもらうことに

 もう100Gを越えるのは明らかだが、一応ShockWatchも貼っておこう。samsungのHDDは80cmから落として死亡してしまったが、国産の日立なら5mオーバーから落としても生きてるかも?知れない。というわずかな希望を持ってダーイブ!ダーイブ!ダーイブ!

角が当たらずカバー部分を直撃したHDD。予備実験の結果から、この高さならドコに当たってもぶっ壊れてるのでヨシとしよう(笑)

 結果はご覧の通り。これだけ高いとかなりピンとロープを張らないとまっすぐ落ちないようで、角じゃなくカバーを直撃してしまった。同様にしてSSDも落としてみる。

2階からSSDを落下

SSDは見事に角から落下。ロープの幅を変えるのが面倒なので、3.5インチ用のマウンタをつけての実験だ

 軽いためか外傷もほとんどなし。
 本来ならここでPCに接続して生存確認をしたいところだが、一気に実験を片付けたいので、3階に上がって8m40cmにチャレンジ!

今度は3階のベランダから地上までダイブしてもらう

 HDDはもう絶対ダメだろ?って高さだ。でも、あえて殺る! もちろんSSDも同様にして8m40cmをダイブしてもらった。さすがのSSDでもこの高さじゃダメだろう……。

3階からSSDを落下

3階からHDDを落下

 実はこのムービー、衝撃のかかった時間を調べるために撮影していたのだが、フツーのDVカムじゃブレブレでまったくストレージが映ってない! 今度はASCII.jpにハイスピードカメラを買ってもらって実験しないと……。
 さて落下させたストレージの生存確認をしていこう。まずは5m40cmの2階から落としたHDD。もう少しで読めそうな気もしないでもないが、BIOSレベルで認識せず。

2階から落としたHDDの動作確認

 次に8m40cmの3階から落としたHDDは? わはは。こりゃダメだ。中開けたら火花が散ってそうな音がする(笑)。っつーか、中で合鍵でも作ってますかー?

3階から落としたHDDの動作確認

 どうやら衝撃に弱いのは、ヘッドを支持する部分らしい。

こちらは2階から落としたHDDのヘッド。カバー側から落ちたのでヘッドは上向きに折れている

こちらは3階から落としたHDDのヘッド。どうやら下向きにGがかかったようで、下にポッキリ

 これらから考えると、落としてから1回も電源を入れずヘッド交換ができるなら、データをサルベージできるかも知れないということ。針の先ほどの希望ではあるが、マジで大切なデータの場合は部品交換サービスを当たってみてはどうだろう?
 対するSSDは、2階から落下させたものをPCに接続! 認識っ! チェックディスクをかけてもバッドセクターなし!

SSD恐るべし!5m40の落下でも問題なし!

 さらに3階の8m40cmから落下させたものは? まー、これは多分ダメだと思うけど……。

 ゲゲッ!BIOSで認識してる!

 しかもWindowsでも正しく認識&バッドセクターなし!

(次ページへ続く)

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