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T教授の「戦略的衝動買い」 第109回

シチズンの電波腕時計「Eco-Drive DOME」を衝動買い!!

2010年07月29日 12時00分更新

文● T教授

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 筆者が購入した「Eco-Drive DOME」ホワイトモデル(BY0030-04E)は、シチズン独自の5層塗装により磨耗しにくく、奥行き感のある深い光沢と高級感のあるパール塗装が施されている。美しい反面ショックには多少デリケートなので、堅い物にぶつけたりしないように注意が必要だ。

接近して見ると、単なるホワイトではなく、綺麗なパールホワイトであることがわかる

 パール塗装したチタン素材フレーム、文字盤を覆うサファイアガラスを採用した重層のドーム構造は、天空をドームで覆われた未来都市のようなイメージがある。また初めて見た時、その白黒のカラーコンビネーションからスター・ウォーズに登場する銀河帝国軍の機動歩兵「ストームトルーパー」を瞬間的に想像してしまった。

「Eco-Drive DOME」ホワイトモデルを見た瞬間、「ストームトルーパー」を連想

 汗を吸い込まず、丈夫でシンプルなウレタンベルトは、今年のように暑い夏には最適だ。「Eco-Drive DOME」は、シチズンが世界初の多局受信型モデル「7400」を発表した1993年から17年目に発表された期待の新モデルだ。

パールホワイトのチタンフレームと黒いウレタンベルトの組み合わせがクール

5回も重ね塗りしたという陶器を思わせる光沢が、ウレタンパーツともマッチしている

初代と最新の顔合わせ。17年の歳月と技術の進歩は、アンテナの形状に変化を与え、またデザインを変えた。その腕時計が何を世界に示したいかという点が、常にそのデザインに表われている


後悔のない衝動買いアイテム

 「Eco-Drive DOME」に対する市場の評価には、少数だが「価格の割に重厚さが足りない」、「高級感がない」……といった意見もある。しかし筆者は、重厚さや高級感よりも未来に挑戦する「先取のデザイン性」を評価したい。重厚さや高級感だけを求めるなら、それらを満足させる腕時計を、衝動買いではなく熟慮したうえで購入すれば良い。そういった腕時計は、シチズンの別モデルや他社製品にいくらでも存在する。「Eco-Drive DOME」はひと味違う、後悔のない衝動買いアイテムなのだ。

「Eco-Drive DOME」と一緒に持つ白黒のアイテムを探し出すのも楽しみのひとつで、探せば意外と見つけられる。写真手前側にあるのは、限定発売のLAMY製モノクロ万年筆


今回の衝動買い

アイテム:シチズン/「Eco-Drive DOME」ホワイトモデル(BY0030-04E)
価格:26万2500円


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

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