7月28日、ITホールディングスグループのTISは、企業向けクラウドサービス「TIS Enterprise Ondemand Service」のサービスメニューを追加・拡張すると発表した。
TIS Enterprise Ondemand Serviceは、サーバー環境やネットワークサービス/運用機能を、オンデマンドで提供するサービス。追加・拡張されたサービスメニューは以下の通り。
- システム管理者向けのサービス提供
- ポータルサイトのWeb画面上から提供仮想マシンの一元管理が可能
- サービス利用申請後30分程度で仮想マシンが利用可能
- 企業利用にも耐える品質と柔軟な課金メニュー
- 適切な量のリソースを提供するため、企業利用に適したレンジボリュームでのメニューを用意(1MB単位でメモリの増強が可能)
- 稼働率99.99%を保証
- 企業のITインフラとして必要な、周辺環境のオプション提供
- Windows Serverライセンスを月額利用料で提供(月額600円から)
- インターネット接続/ファイアウォールサービスの提供
- 企業内ITシステムとの個別ネットワーク接続
仮想サーバーの標準スペックは、CPUが2GHz相当、メモリは1GB、ディスク容量が20GB。利用可能OSはCentOS 5.3、5.4、Red Hat Enterprise Linux ES 4.7、AS 4.7、ES 4.8、AS 4.8、5.3、5.4、Windows Server 2003 Standard Edition SP2、R2 Standard Edition SP2、Enterprise Edition SP2、R2 Enterprise Edition SP2、Windows Server 2008 Standard SP2、Enterprise SP2(今後拡充予定)。
価格は仮想化されたサーバーのプランにより異なり、CPU/メモリを占有する「Advanced Premiere」が月額4万1500円から。CPU/メモリを共有し「Advanced Premiere」同様のサポートが提供される「Basic」が2万8800円から。CPU/メモリを共有しサポートがベストエフォート対応となる「Compact」が13200円から。