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物欲AVコモノ道 第62回

iPhone 4に番組持ち出し! DT-H70/U2+TVPlayer

2010年07月26日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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画質よりは便利な使い勝手がメリット

iPhoneにコピーした番組は、このように一覧形式で表示される。ここで番組をタップすれば再生が始まる

iPhoneにコピーした番組は、このように一覧形式で表示される。ここで番組をタップすれば再生が始まる

録画した番組を再生しているところ。iOSの標準インターフェイスになっており、CMを飛ばすためには上部のスライダを操作しなければならない

録画した番組を再生しているところ。iOSの標準インターフェイスになっており、CMを飛ばすためには上部のスライダを操作しなければならない

 iPhoneにコピーした番組はTVPlayer上で一覧表示され、ここから見たい番組をタップする。これによりプレーヤーが立ち上がり、番組の再生が始まるという流れだ。

 画質はワンセグということでそれなりだが、外出先で気軽に見るという使い方で考えると、画質の低さよりもデータ量が小さく、ネットワーク経由で素早くコピーできることのメリットの方が大きいと感じる。

視聴した番組は当然削除することが可能。なおiPhoneにコピーしても、PC上のフルセグデータのダビング10の回数が減ることはない

視聴した番組は当然削除することが可能。なおiPhoneにコピーしても、PC上のフルセグデータのダビング10の回数が減ることはない

 ただ、使いづらさを感じるのはCMを飛ばしたいという場面。iOSの標準インターフェイスを利用しているため、早送りしたい場合は画面上部のスライダを動かすしかないが、少しスライダを動かしただけで再生位置が大きく変化してしまい、好きな位置から再生を再開させるのはかなり難しい。

 ただ、いずれにしても録画した番組を外出先で気軽に見られるのはかなりいい。そして何よりも便利なのが、最初にPCとiPhoneに必要なソフトウェアをインストールすれば、後は特別な設定をすることなく使えるという部分だ。録画時にiPhoneにコピーするかどうかを考える必要もなく、iPhoneで見たいと考えたときだけコピーすればいいのだ。

 現在、外出先で地デジ番組を見る方法はいくつかあるが、簡単さという点から考えるとTVPlayerは間違いなくトップクラスだ。もしiPhoneやiPod touch、あるいはiPadを使っていて、外出先で録画した地デジ番組を見たいと考えているなら、試す価値のある製品だ。


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