このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第161回

リベンジ! 昔の飼い猫「にーに」に会いたい!!

2010年07月23日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

逃げなかったし、撫でさせてもくれたけど……微妙?

テーブルの下にもぐって撮影。こういうとき、チルト可動式液晶モニター採用のNEX-5は便利(2010年7月 ソニー NEX-5)

テーブルの下にもぐって撮影。こういうとき、チルト可動式液晶モニター採用のNEX-5は便利(2010年7月 ソニー NEX-5)

 テーブルの下にやってきたのでしゃがんでカメラを向けると、やっぱり「きょとん」顔。「見たことあるけど誰だっけ、でも一応警戒しとこう」みたいな中途半端な感じ。

おやつが貰えるんじゃないかと目で追うも、こちらも気になって集中できない「にーに」(2010年7月 ソニー NEX-5)

 飼い主が台所へ向かうと「おやつを貰えるんじゃないか」と目で追う。でも客(我々)も気になる。

 ああ微妙。ちなみに「にーに」の大好物はまぐろの刺身。わたしの知る限り、ここまでまぐろ好きな猫はいない。そのため、マグロの切り身が常に冷凍してあって、ときどきちょっとずつあげているんだそうな。

無事おやつにありついた「にーに」。一心不乱(2010年7月 ソニー NEX-5)

無事おやつにありついた「にーに」。一心不乱(2010年7月 ソニー NEX-5)

 だからZ女史が冷蔵庫に近づくと我慢できないのである。

 そんなわけで、怪しい客が近づいても逃げなくなったのでした。よかったよかった。で、最後はまたZ女史の膝の上。

顔を近づけるとくんくんとしてくれた模様(2010年7月 ソニー NEX-5)

顔を近づけるとくんくんとしてくれた模様(2010年7月 ソニー NEX-5)

Z女史がソファに座るとすかさずその上にのる「にーに」。わたしが座っても来てくれなかった……(2010年7月 ソニー NEX-5)

Z女史がソファに座るとすかさずその上に乗る「にーに」。わたしが座っても来てくれなかった……(2010年7月 ソニー NEX-5)

 結局、撫でさせてくれたし、逃げなかったし、リベンジは果たせたんだけれども、へちゃーっとした寛いだリラックス顔はしてくれなかったなあ。やっぱり「こいつらがおれをバッグにいれて連れ去った」というダークな記憶が残っているんだろうか。そんなことすっかり忘れていると思うのだけど、気になるところである。


■Amazon.co.jpで購入


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。twitterアカウントはogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei。



*次回は2010年7月30日掲載予定



前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン