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迷わず行けよ! PNDで渋滞知らずの快適ドライブ! 第2回

夏のPND新モデルをレビュー!【Trywin Pocket編】

2010年07月21日 12時00分更新

文● 真鍋裕行

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Trywin Pocketの使い勝手は!?

 実際の使い勝手を確かめるために、1週間ほど自分の車に取り付けてテスト走行を行なった。

 まず、ナビゲーション性能の前に設置のしやすさだが、取り付けが簡単で、しっかりとダッシュボードに固定できたことをお伝えしたい。取り付けの手順は、モニターの裏にアダプターをつけて、クレードルと接続させる。そして、ダッシュボードに設置することになる。両面テープが付いたカップのマウントも付属していたが、クレードルの吸盤だけでもしっかりと固定できるので、カップのマウントは使わなかった。それでも、走行中にずれたり、外れることはなかった。クレードルは上下左右に大きく動くので、視野の自由度も高い。また、モニターが大型になると、高速道路の継ぎ目やわだちなどで車体が振動したときに共振して画面が見難くなることがあるが、「DTN-X651」は約230gと軽量なのと、クレードルがしっかりしているので、共振が抑えられている。そのため、画面が見にくいと感じることがなかった。

ダッシュボードの形状によってはカップマウントが必須かも。このように上下左右に動かすことができるので、運転手が見やすい角度にしたり、助手席の人に操作してもらう場合などに便利だ

 ナビゲーションの性能だが、4GBの内蔵メモリーを搭載しているので、作動スピードにストレスを感じることはない。例えば、長野県の佐久市から横浜までのルートを検索したときは、約5秒ほどで「おすすめ」「有料優先」「一般優先」「距離優先」の4ルートの検索が終わった。

 画面は2D表示のみだが、目的地設定をしている場合は、進路を変更するときに画面が左右分割されルート誘導をしてくれる。交差点も分かりやすく再現されているし、車線表示もあるので、2D表示のみとはいえ、特に不便さは感じなかった。ハイウェイモードでは4つ先のインターチェンジやサービスエリアまでの距離、ETCレーン案内、サービスエリアマップが表示される。高速を走っていて便利だったのが「サービスエリアマップ」。サービスエリアに近づくと、施設の配置や駐車スペースなどがイラストで表示されるのだ。大きなサービスエリアだと、どこに何の施設があるのか、どこに駐車すればよいのかが分かりづらい。だが、イラストを見ることで、トイレはどこに停めれば近い、などということがすぐ分かるのだ。

ハイエンド機種にはお馴染みとなった3D地図は表示されない

市街地のデータはかなり豊富。都市部だけならこれで十分

ルート検索の速さはPNDのウリだ。もちろんこのモデルも約5秒ほどで検索完了する

目的地へのルートも4通りから選択することができる

高速道路や一般道で分岐がある場合は、余裕をもってどのレーンを走ればいいのか表示してくれる

前に大型トラックなどが走っているとどこがETCゲートなのか見落としやすいが、これなら安心

(次ページへ続く)

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