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週刊 PC&周辺機器レビュー第63回

Core i5&Radeon HD 5430搭載で限界突破 Inspiron 13z

2010年07月16日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 超低消費電力タイプのCPUを搭載することでバッテリーでの長時間駆動を可能にし、求めやすい価格帯で展開されたCULVノートは、登場まもなくモバイルノートとしての地位を獲得した。フルピッチキーボードの搭載や(モバイル機としては)大きめの液晶ディスプレーを採用するなど、携帯性を重視したネットブックよりも使いやすさに視点が置かれたことも、CULVノートの普及要因となったのだろう。

 それから1年あまり、CULVノートの今後の方向性のひとつとして、さらなる高性能を求める流れがやってきた。デルが投入した新しい「Inspiron 13z」は、従来のCULVノートと、どこが変わったのだろうか?

Inspiron 13z

「Inspiron 13z」。見た目は13.3型ワイドディスプレー搭載のスリムなCULVノート、しかし、金属質な外装をまとった中身は、最新のハイパワーモバイルだった


Inspiron 13zのモバイル性はそのままにモデルチェンジ

 今回紹介するInspiron 13z(モデル名はInspiron N310Z、以下New 13z)は、シリーズ名を見てもわかるように、半年前に発売されたInspiron 13z(以下旧13z)のニューモデルという位置付けとなっている。そもそもInspiron 13zは、画一的になりがちなCULVノートでは珍しく、独立GPU(GeForce G105M)の搭載を選べるなど多様な構成がメリットであった。

 今回の新Inspiron 13zでは、CPUにCore i3-330UMもしくはi5-430UMを搭載することになり、旧Inspiron 13zとはまったくの別物になっていた。

本体左側面

本体左側面。従来のInspiron 13zよりスリムになっている。厚みは前後一定だが、くさび状に見えるデザインのためスマートな印象がある

本体右側面

本体右側面。内蔵光学ドライブが廃されて外付けとなり、コネクター類の配置も変更された。左から7-in-1カードリーダー、新搭載のUSB/eSATA共用ポート、オーディオ入出力、有線LAN

 外観上での変更もいくつかある。旧13zでは本体右側面にスリムな光学ドライブ(DVDスーパーマルチ)を内蔵していたのだが、New 13zでは思い切って外付けに変更。それにともない本体も薄くなった(奥行きは12.5mm長くなった)。外装は光沢塗装から、へアライン加工されたアルミパネルとなり、金属の硬質な感じが高級感を醸しだす。質量は約1.79kgのままと変わらないので、持ち運びにはほとんど差異がないと思われる。

外部ディスプレー用コネクターは背面カバー内に

外部ディスプレー用コネクターは背面カバー内に移動。アナログRGBがなくなり、HDMIとMini-Displayポートを搭載

 液晶ディスプレーは従来と同じで、表示解像度1366×768ドットの13.3ワイド型である。光沢タイプのため、屋外、特に直射日光下では視認性が低下するが、室内では表示解像度と画面サイズのバランスがよく、非常に見やすいものであった

キーボートは旧13zと同じ6列キーボード

キーボートは旧13zと同じ6列キーボード。19mmのキーピッチが確保されており使いやすいが、Enterキーが右端にないため、慣れるまでは違和感がある

 キーボードは旧13zと同等のスクエアタイプの6列キーボード。ファンクションキー(F1~F12)の部分には、通常はバックライト明度や音声ボリューム・サウンド再生などの機能キーが割り当てられており、左下の[Fn]キーを押しながらだと、ファンクションキーとして動作するという最近増えてきたタイプだ。

 最右列に[PgUp]キーなど機能キーが並ぶキー配列は、海外メーカー製ノートではよく見るタイプだ。New 13zでは、左上の電源ボタンがよりスタイリッシュなものへと変更され、キーボード全体も少しヒンジ側に移動した。おかげでパームレスト部分が広くなり、タッチパッド/ボタンがより使いやすい大型のものへと変更されている。

大型のマウスパットとボタンに変更

大型のマウスパットとボタンに変更されて、使い勝手が格段に向上した。パームレスト部分も金属製だ

 なお、パームレスト部分(キーボードベゼル)にも天板と同じように金属素材が採用されている。冬季の使用感は不明だが、夏場はひんやりとした感覚が心地よいものである。パームレスト部は「指紋の付きにくい加工」が施されているとのことだが、試用機では光沢塗装がなされていた。

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